私の心に残る裁判例|
2025.07.01
(第85回)見えない線のはざまで(菅野亮)
松戸事件上告審判決
裁判員裁判において死刑の選択が問題となる事案の量刑評議のあり方等
最高裁判所平成27年2月3日第二小法廷判決
【判例時報2256号106号】
見えない線を初めて意識した[……]
2025.06.30
新刊書籍のご案内(2025年6月)
2025年6月刊行の書籍をご紹介します。
各書籍について詳しくは、タイトルをクリックのうえ、詳細ページでご確認ください。
なお、最新の案内ページはこちらです。
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- #新刊案内
法律時評(法律時報)|
2025.06.27
EXPO2025(片桐直人)
◆この記事は「法律時報」97巻8号(2025年7月号)に掲載されているものです。◆
1 万博の夢
EXPO2025大阪・関西万博(以下、「EXPO2025」という。)が開幕した。国際博覧会[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)|
2025.06.26
(第17回)音楽のラテン語とラテン語格言:Mūsica est exercitium arithmēticae occultum nescientis sē numerāre animī /音楽とは, 自分が数えていることを知らない精神の隠された数学の訓練である
音楽に関するラテン語の引用句の中でも私が最初に思い出すのは, 表題に掲げた哲学者・数学者 G. W. ライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz, 1646-1716)によるこの[……]
一冊散策|
2025.06.25
『黙秘権の機能的分析』(著:大角洋平)
序章
1 本書の目的
本書の目的は、学際的知見を用いて自己負罪拒否特権及び黙秘権の保障根拠を提示する点にある。近年、自己負罪拒否特権又は黙秘権の保障を徹底するために、取調べへの弁護人立会権[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文|
2025.06.23
(第80回)労働経済学からみる「働くこと」について(松井博昭)
黒田祥子「労働経済学からみる『働くこと』」
法学セミナー843号(2025年4・5月号)34~39頁
法学セミナー843号「特集『働くこと』を考える」(本特集)は日本の労働環境のこれまでとこれから[……]
一冊散策|
2025.06.19
『離散幾何解析へのいざない—数学から物質科学へ』(著:小谷元子,内藤久資)
はじめに
数学は科学の言葉を作る学問である.ガリレオ・ガリレイが「宇宙という書物は数学の言葉で書かれている」と言ったことは有名である.17 世紀の科学革命では,「科学」とは自然界の現象をつかさどる機[……]
一冊散策|
2025.06.18
『プレイセラピー:関係性の営み[原著第4版]』(著:ゲリー・L・ランドレス/監訳:山中康裕/訳者代表:江城望)
訳者あとがき
本書は、ノーステキサス大学のゲリー・ランドレスによる Play Therapy: The Art of the Relationship 第4版の全訳です。原著第2版(2002年:日本[……]