#医学 タグ 記事一覧

ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.05.15

(第21回)子宮移植:あなたは賛成、それとも反対?

まずは、あなた自身に答えていただくところから始めよう。 1.子宮移植では、ドナーから摘出した子宮をレシピエントに移植し、レシピエントが妊娠・出産した後、移植した子宮を摘出します。あなたは子宮移植に賛[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.05.14

(第16回)精神科医とAI

先日、TikTokでラランドのサーヤが相方のニシダの悪口をChatGPTに言わせようと、あの手この手を尽くす番組を視聴しました。 すごいなと思ったのは、サーヤの言うことに本当に上手に同意しながら[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.05.07

(第2回)「ふつう」を問い直す:支援に必要な視点とは?

前回の連載では「支援とは何か」という問いを出発点に、「特性から考える」ことと「人として見る」ことの両立、とりわけ、私たちのあり方を含めた、いわゆる支援の“倫理観”についてお伝えしました。この“倫理観”[……]
特別企画から(こころの科学)| 2025.04.17

序文(特別企画:子どもと大人 支援のはざま)(編:上鹿渡和宏)

◆本記事は「こころの科学」241号(2025年5月号)の、上鹿渡和宏編「特別企画:子どもと大人 支援のはざま」に掲載されている序文です。◆ 子どもと成人の支援のはざまについては、「18歳の壁」と[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.04.15

(第20回)生殖補助医療と子の先天異常:自然妊娠より高い障害をもつ確率

体外で受精させた卵子を子宮に移植する「体外受精・胚移植」や、卵子に精子を直接注入することで受精させ、それを子宮に移植する「顕微授精・胚移植」は、今や標準的な生殖補助医療になりつつあるようだ。しかし、こ[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.04.14

(第15回)いじコミこみこそわが人生

「いじコミ」という熟した言葉があるわけではありません。わたしが『普通という異常』という本の中で、定型発達と呼ばれる人たちの定型発達性が極端になった場合の特性を記述するために思いついた表現で「いじわるコ[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.04.04

(第1回)「その人らしさ」を支えるということ

そもそも、支援って? 支援という言葉を聞くと、多くの人は「何かをしてあげること」を思い浮かべるかもしれません。発達障害のある方への支援においても、「スキルを身につけてもらう」「できないことを補う」な[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.03.14

(第19回)生殖補助医療で生まれる子の法的地位と出自を知る権利:法整備不在の下に次々と生まれてくる子どもたち

前回は、日本の生殖補助医療には未だほとんど何の法的規制もなく、規制は産科婦人科学会を中心とした医師の自主規制という形で行われていること、そして、自主規制の効力には限界があり、学会の見解に反する生殖医療[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.03.13

(第14回)結論の出ないケース検討会

精神科でのケース検討会は基本的に他の身体科でのケース検討会とはかなり違いますし、違わなければあまり意味がありません。精神科での診断と身体科での診断、臨床心理学の先生の見立ては、それぞれ違うことを目指し[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.02.19

(第18回)日本の生殖補助医療:法的規制の不在と医師による自主規制の限界

生物学の範囲を超えるので、今回 (と次回) のテーマについて書くか書くまいか、かなり迷った。しかし、生殖補助医療分野の技術の進歩に、法的な規制がまったく追いついていないのが日本の現状である。国による規[……]
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