#心理 タグ 記事一覧

プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.06.13

(第17回・最終回)精神科医の流儀

総合病院などで他科の先生とおつきあいをしていると、ちょっとした行き違いが生じることがありますが、その中に、受診してきた人を引き受けるかどうか、引き受けるとした場合どのように引き受けるかを常に初診で考え[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.06.06

(第3回)専門性とは何か:倫理・知識・技術をつないで“生きた支援”へ

はじめに 第1回では「支援とは、上から何かを“してあげる”ことではない」という倫理的立ち位置を、第2回では「“ふつう”という物差しを疑う」視点をお届けしました。では、その土台の上で実際に現場を動かす[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.05.14

(第16回)精神科医とAI

先日、TikTokでラランドのサーヤが相方のニシダの悪口をChatGPTに言わせようと、あの手この手を尽くす番組を視聴しました。 すごいなと思ったのは、サーヤの言うことに本当に上手に同意しながら[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.05.07

(第2回)「ふつう」を問い直す:支援に必要な視点とは?

前回の連載では「支援とは何か」という問いを出発点に、「特性から考える」ことと「人として見る」ことの両立、とりわけ、私たちのあり方を含めた、いわゆる支援の“倫理観”についてお伝えしました。この“倫理観”[……]
特別企画から(こころの科学)| 2025.04.17

序文(特別企画:子どもと大人 支援のはざま)(編:上鹿渡和宏)

◆本記事は「こころの科学」241号(2025年5月号)の、上鹿渡和宏編「特別企画:子どもと大人 支援のはざま」に掲載されている序文です。◆ 子どもと成人の支援のはざまについては、「18歳の壁」と[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.04.14

(第15回)いじコミこみこそわが人生

「いじコミ」という熟した言葉があるわけではありません。わたしが『普通という異常』という本の中で、定型発達と呼ばれる人たちの定型発達性が極端になった場合の特性を記述するために思いついた表現で「いじわるコ[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.04.04

(第1回)「その人らしさ」を支えるということ

そもそも、支援って? 支援という言葉を聞くと、多くの人は「何かをしてあげること」を思い浮かべるかもしれません。発達障害のある方への支援においても、「スキルを身につけてもらう」「できないことを補う」な[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.03.13

(第14回)結論の出ないケース検討会

精神科でのケース検討会は基本的に他の身体科でのケース検討会とはかなり違いますし、違わなければあまり意味がありません。精神科での診断と身体科での診断、臨床心理学の先生の見立ては、それぞれ違うことを目指し[……]
特別企画から(こころの科学)| 2025.02.17

序文(特別企画:みんなで考えた統合失調症の未来)(編:福田正人=青木省三=宮岡等=吉川徹)

◆本記事は「こころの科学」240号(2025年3月号)の、福田正人=青木省三=宮岡等=吉川徹編「特別企画:みんなで考えた統合失調症の未来」に掲載されている序文です。◆ 1985年創刊の『こころの[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.02.14

(第13回)病んでいる人が家族の中でいちばん弱いわけではない

ある講演で心理学者の河合隼雄先生が言われていた印象深い言葉があります。精神的に病んでいる人は必ずしも家族の中でいちばん弱い人ではない、むしろときには家族の中でいちばん精神的に強い人が家族の人柱のように[……]
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