#医学 タグ 記事一覧

プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.07.17

(第6回)死ぬ代わりに先延ばしを選ぶ

本当にこの先に希望はあるのか 突然ですが、この先、生きていていいことはありそうだと思われますか。 実習に来ている医学部の学生さんにそう尋ねると、「あると思います」と迷いなく明るく答える人が圧倒[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.07.16

(第11回)精子と卵子のできるしくみ:減数分裂に見られる男女の違い

この連載の第 1 部ともいえる第 2 回〜第 10 回では、男女、そして様々な性の体や脳がどのようなしくみでできあがっていくかをお話しした。今回から始まる第 2 部では、精子や卵子の形成、年齢に伴う生[……]
一冊散策| 2024.07.08

『思春期の「つながる気持ち」はどこへ行く?ーー学校に行きづらい子どもとネット・ゲーム・SNS』(著:関正樹)

はじめに 思春期というと、みなさんはどんな子どもたちの姿を思い描くでしょうか? 「反抗期」と結びつける人もいるでしょうし、「自立の時期」を思い浮かべる人もいるかもしれません。一般的には、思春期とは[……]
ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)| 2024.07.04

(第10回)ウェブはじめました――親権者変更

令和の家裁から 調停や調査の姿が、大きく変わりつつある。 令和3年度以降、全国の家裁で「ウェブ会議システムを用いた家事調停」、通称「ウェブ調停」が導入され始めており、遅くとも令和6年度中にはす[……]
特別企画から(こころの科学)| 2024.06.17

序文(特別企画:「親なき後」に悩むとき)(編:辻本哲士)

◆本記事は「こころの科学」236号(2024年7月号)の、辻本哲士編「特別企画:『親なき後』に悩むとき」に掲載されている序文です。◆ 近年、わが国では子どもの数が減り平均寿命が延びたことで、親子[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.06.13

(第5回)機能は貝のようになったとしても

赤ん坊は人か動物かをめぐる議論 どうして赤ん坊を私たちは人と認めることができるのでしょうか。テレビなどで新生児の誕生を寿ぐ番組を見ていると、赤ん坊こそ一番純粋な人間らしい人間ではないかと即座に反論を[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.06.06

(第10回)性の多様性とスポーツ II:トランスジェンダー女子の女子競技参加

前回は、なぜスポーツ競技が、男女でわけて行われているのかをお話しした。思春期以降、主に男性ホルモンの働きの違いによって、男女の体には、筋肉量、骨のサイズ、血中のヘモグロビン量など、さまざまな解剖学的・[……]
ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)| 2024.06.04

(第9回)ロスト(喪失)――離婚等(人事訴訟・控訴審)

電話 「総括、調査室の借用依頼です。高裁から」 内線電話が転送されてくる。調査官の調査では、他庁の管轄区域に当事者が住んでいる場合、最寄りの裁判所の調査室を使わせてもらうことがあり、その窓口は[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.05.16

(第4回)ミスド、スタバ、コメダの距離感

蝶に好みの花があるように 蝶というのはかなり厳格に特定の花をターゲットにして蜜を吸うのだという話を聞いたことがあります。たとえばモンシロ蝶はタンポポが好きで、アゲハ蝶はヒガンバナ。ちょっと似合いすぎ[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.05.15

(第9回)性の多様性とスポーツ I:なぜ生物学的な男女でわけて競うのか?

2023 年 6 月 23 日,「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」,いわゆる LGBT 法案が公布・施行された.つづく 7 月 11 日,トランスジ[……]
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