#医学 タグ 記事一覧

特別企画から(こころの科学)| 2024.04.17

序文(特別企画:感覚をめぐる子どもの困りごと)(編:内山登紀夫)

◆本記事は「こころの科学」235号(2024年5月号)の、内山登紀夫編「特別企画:感覚をめぐる子どもの困りごと」に掲載されている序文です。◆ 発達に特性をもつ子どもたちが困難を感じることの一つに[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.04.16

(第3回)恋人転移から始まり、父親転移を通り、おじいさん転移に到る

若い精神科医の試練のひとつとしての恋人転移 きちんと臨床をしようとしている若い精神科医にとって、最初の試練はいくつかありますが、「恋人転移」もそのひとつでしょう。文字どおり、来訪者が年若い精神科医に[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.04.15

(第8回)ホルモンと遺伝子と社会環境:ホルモンですべてが決まるわけではない

第 2 回から第 7 回まで、体の性 (内性器や外性器の性)、心の性 (性自認)、そして性指向の発達が、胎児期の男性ホルモンに大きく影響されることをさまざまな例をとおして見てきたわけだが、ここで、「男[……]
ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)| 2024.04.04

(第7回)リセット――殺人未遂

前触れ 「……署は、無職の女子少年(16歳)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。女子少年は、同居する50代の伯母に包丁で切り付け、殺害しようとした疑い。被害者の命に別状はなく……」 その日の朝、私[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.03.15

(第7回)心の性・性指向の多様性とトランスセクシュアル

前回まで、体の性 (内性器や外性器の性)、心の性、そして性指向の発達には、胎児期の男性ホルモンが影響していることを見てきたわけだが、「いま一つ納得がいかないなあ」という感覚をもった読者も多いのではない[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.03.14

(第2回)外来における「ふにゃふにゃ」あるいは「ゆるふわ」

「ふにゃふにゃ」あるいは「ゆるふわ」と静的了解 うちの医局では(もう定年で退職したので、厳密には元医局というべきなのですが)、相談に来られる患者本人や家族への対応を、とりあえず今は「ふにゃふにゃ」し[……]
ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)| 2024.03.04

(第6回)わたしのきもち――面会交流(後編)

◆この話の前編(「(第5回)ルビンの壺――面会交流(前編)」)はこちら その日に向けて 試行的面会交流は、拍子抜けするほどあっさりと、穏やかに始まった。 父母に対しては、事前に個別面接をして[……]
特別企画から(こころの科学)| 2024.02.16

序文(特別企画:「こころの病気」と呼ぶ前に――診断とは何だろうか)(編:兼本浩祐)

◆本記事は「こころの科学」234号(2024年3月号)の、兼本浩祐編「特別企画:『こころの病気』と呼ぶ前に――診断とは何だろうか」に掲載されている序文です。◆ 診療の場を訪れた人を診断することに[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.02.15

(第6回)脳の性分化 2:胎児期のホルモンと性指向

前回は,心の性の発達,つまり,自分を男だと感じるようになるか,あるいは女だと感じるようになるかには,胎児期の男性ホルモンが影響することをお話しした.今回は,ヒトの性のもう一つの側面である性指向 ---[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.02.14

(第1回)ラスト・ジェンガ、ファースト・ジェンガ

医学部の学生さんに、私の診察に陪席してもらっていたとき、患者さんが退席してから自分の処方を見てもらって、「この処方は精神科でのよい処方のひとつの条件を備えていますが、どの点がそうかわかりますか」とよく[……]
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