2024.10.31
新刊書籍のご案内(2024年10月)
2024年10月刊行の書籍をご紹介します。
各書籍について詳しくは、タイトルをクリックのうえ、詳細ページでご確認ください。
なお、最新の案内ページはこちらです。
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- #新刊案内
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―|
2024.10.29
アディクションとはなにか──精神作用物質、合法薬物と違法薬物の線引き(野田哲朗)
1 アディクションとは
アディクションを辞書で引くと、耽溺、依存症とある。依存症と言われてすぐ思い浮かぶのがアルコール・薬物依存症だろう。消費者金融などで借金を重ね、家族が泣いてすがろうが止めない、[……]
法律時評(法律時報)|
2024.10.28
景観利益をめぐる行政規制と民事法・再考──「国立マンション取壊し」案件を契機として(田髙寛貴)
◆この記事は「法律時報」96巻12号(2024年11月号)に掲載されているものです。◆
1 はじめに
景観法が制定されてからちょうど20年となる本年6月、景観利益に関わる衝撃的な出来事が報[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)|
2024.10.23
(第12回)格言は旅をする:Nosce tē ipsum. Nē quid nimis. Spondē, noxa praestō est/汝自身を知れ. 度を越すなかれ. 誓約と破滅は紙ひとえ.
ラテン語で伝わる格言も, 元はと言えば多くの場合, それより古い古代ギリシア語の格言だったということについては, この連載の中で何度も述べてきました. 一方で, ギリシア語の格言がラテン語に訳され, [……]
特集/大麻が麻薬になる日―薬物(ドラッグ)は「悪」? 合法と違法の境界線とは?―|
2024.10.21
大麻取締法改正を考える(園田寿)
1 はじめに
昨年(2023年)12月の改正で、大麻取締法の名前が六法全書から消えた。といっても、大麻に対する縛りが解けて、大麻が合法化されたのではない。大麻に含まれている精神作用物質の一つであり、[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)|
2024.10.16
(第9回)アヒルのようにみえればそれはアヒルである
20世紀、時代は「主体」というものを求めていました。「主体」というのは、まあ、言ってみれば自分のことです。今では「ださい」行動のひとつの典型として揶揄される(ディスられると言ったほうが通りがよいのでし[……]
特集から(法学セミナー)|
2024.10.11
企画趣旨(中島宏)/利益再審の意義と法改正の展望(豊崎七絵)(特集:刑事司法によって傷つく人たち)
◆この記事は「法学セミナー」838号(2024年11月号)に掲載されているものです。◆
特集:刑事司法によって傷つく人たち
刑事司法システムは、ときに歪みを生じさせる。
それによって傷つ[……]