#心理 タグ 記事一覧

プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.05.14

(第16回)精神科医とAI

先日、TikTokでラランドのサーヤが相方のニシダの悪口をChatGPTに言わせようと、あの手この手を尽くす番組を視聴しました。 すごいなと思ったのは、サーヤの言うことに本当に上手に同意しながら[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.05.07

(第2回)「ふつう」を問い直す:支援に必要な視点とは?

前回の連載では「支援とは何か」という問いを出発点に、「特性から考える」ことと「人として見る」ことの両立、とりわけ、私たちのあり方を含めた、いわゆる支援の“倫理観”についてお伝えしました。この“倫理観”[……]
特別企画から(こころの科学)| 2025.04.17

序文(特別企画:子どもと大人 支援のはざま)(編:上鹿渡和宏)

◆本記事は「こころの科学」241号(2025年5月号)の、上鹿渡和宏編「特別企画:子どもと大人 支援のはざま」に掲載されている序文です。◆ 子どもと成人の支援のはざまについては、「18歳の壁」と[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.04.14

(第15回)いじコミこみこそわが人生

「いじコミ」という熟した言葉があるわけではありません。わたしが『普通という異常』という本の中で、定型発達と呼ばれる人たちの定型発達性が極端になった場合の特性を記述するために思いついた表現で「いじわるコ[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.04.04

(第1回)「その人らしさ」を支えるということ

そもそも、支援って? 支援という言葉を聞くと、多くの人は「何かをしてあげること」を思い浮かべるかもしれません。発達障害のある方への支援においても、「スキルを身につけてもらう」「できないことを補う」な[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.03.13

(第14回)結論の出ないケース検討会

精神科でのケース検討会は基本的に他の身体科でのケース検討会とはかなり違いますし、違わなければあまり意味がありません。精神科での診断と身体科での診断、臨床心理学の先生の見立ては、それぞれ違うことを目指し[……]
特別企画から(こころの科学)| 2025.02.17

序文(特別企画:みんなで考えた統合失調症の未来)(編:福田正人=青木省三=宮岡等=吉川徹)

◆本記事は「こころの科学」240号(2025年3月号)の、福田正人=青木省三=宮岡等=吉川徹編「特別企画:みんなで考えた統合失調症の未来」に掲載されている序文です。◆ 1985年創刊の『こころの[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.02.14

(第13回)病んでいる人が家族の中でいちばん弱いわけではない

ある講演で心理学者の河合隼雄先生が言われていた印象深い言葉があります。精神的に病んでいる人は必ずしも家族の中でいちばん弱い人ではない、むしろときには家族の中でいちばん精神的に強い人が家族の人柱のように[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.01.14

(第12回)自分の感情を打腱器にするということ

打腱器というのは、脳神経内科の先生が腱反射をみるときに使う道具です。道具はなんでもそうであるように使い勝手があります。たとえば、膝での膝蓋腱反射は手慣れていない人があまりよくない道具で試みても比較的簡[……]
一冊散策| 2024.12.26

『傷はそこにある — 交差する逆境・横断するケア』(著:大嶋栄子)

[プロローグ]Homeをつくる --- 女性たちが安全でいられる場所 「それいゆ」と名づけた女性たちの新しい居場所を、2002年9月に札幌市白石区で始めた。 当時はまだ法人格もなく、立ち上げ準[……]
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