#法律 タグ 記事一覧

法律時評(法律時報)| 2024.07.26

株主代表訴訟の意義を問い直す(加藤貴仁)

◆この記事は「法律時報」96巻9号(2024年8月号)に掲載されているものです。◆ 1 問題意識 取締役としての義務に違反した者は会社に対して損害賠償責任を負う(会社法423条1項)。会社[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2024.07.24

(第69回)刑罰論の「休戦」案から考える、企業不祥事の予防、対応(宮本聡)

ポール・H・ロビンソン(松澤伸監訳=十河隼人訳)「刑罰論戦争の『休戦』?──経験的デザート、社会的信頼、道徳的規範の内面化」 早稲田法学96巻1号(2020年)251頁以下より((本稿は、ドイツ語の[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2024.07.18

(第68回)パススルー課税(伊藤剛志)

田中啓之「パススルー課税の現状と未来」 オープンイノベーション時代の企業課税 租税法研究第51号(2023年)より パススルー課税とは、論者によって多少の差異はあるものの、組織をあたかも導管のよう[……]
特集から(法学セミナー)| 2024.07.12

個人投資家だって「プロ」になりたい!ーー特定投資家制度の再検討(特集:これからの投資の話をしよう)(林孝宗)

◆この記事は「法学セミナー」835号(2024年8月号)に掲載されているものです。◆ 特集:これからの投資の話をしよう 「貯蓄から投資へ」の掛け声のもと資産形成に関心が集まっている。投資にまつ[……]
伊藤真のひまわり先生| 2024.07.10

(第69回)軍事化とジェンダー

ジェンダーとは、社会的に作られた社会的・文化的性差(=男らしさ・女らしさ)をいいます。今回は、ジェンダーと戦争が、憲法的にどのようなかかわりを持つのか考えてみます。 おしえて! ひまわり先生! [……]
ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)| 2024.07.04

(第10回)ウェブはじめました――親権者変更

令和の家裁から 調停や調査の姿が、大きく変わりつつある。 令和3年度以降、全国の家裁で「ウェブ会議システムを用いた家事調停」、通称「ウェブ調停」が導入され始めており、遅くとも令和6年度中にはす[……]
一冊散策| 2024.07.03

『憲法の理論と実践ーーフランスから沖縄への架橋』(著:井端正幸、監修:小林武)

監修者のはしがき 井端正幸教授は、2021年8月24日に享年67歳をもって、沖縄国際大学の法学部在職中に病没された。この書物は、彼・井端教授の主要な研究業績を、私の責任において遺稿集として編んだもの[……]
私の心に残る裁判例| 2024.07.01

(第74回)「ひ」で始まるか、「げ」で始まるか、それがポイント!(下山憲治)

トンネルじん肺東京訴訟第一審判決 1 トンネル建設工事において粉じん作業に従事していた労働者がじん肺に罹患したことについて、国の規制権限の不行使に基づく国賠法上の責任が肯定された事例 2 国の発注[……]
法律時評(法律時報)| 2024.06.27

「紅麹」の問題をめぐる規制と市場の在り方(川濵昇)

◆この記事は「法律時報」96巻7号(2024年7月号)に掲載されているものです。◆ 1 はじめに 本年3月22日に公表された小林製薬の紅麹関連商品による健康被害は、公表後の1週間たらずの間に5名の[……]
一冊散策| 2024.06.26

『刑事法廷弁護技術[第2版]』(著:高野隆・河津博史)

第2版 はしがき 初版の刊行から6年余りが過ぎた。「オレンジ本」という愛称で刑事法廷技術の基本書として多くの読者を獲得できたことはわれわれにとって大きな喜びである。それとともに、直接主義・口頭主義の[……]
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