#歩いて学ぶ都市経済学 タグ 記事一覧
歩いて学ぶ都市経済学(中島賢太郎・手島健介・山﨑潤一)| 2023.05.22
(第8回)都市の破壊と再生:仙台、名古屋、広島
はじめに
名古屋第一の繁華街である栄には、百貨店やファッションビル、オフィスビルなどが立ち並ぶ大きな通りが 2 つある。久屋大通と若宮大通である。この 2 つの通りには、公園になっている中央分離帯を[……]
歩いて学ぶ都市経済学(中島賢太郎・手島健介・山﨑潤一)| 2023.04.25
(第7回)観光が変える都市の姿:京都の風景から
はじめに
読者の皆さんはコロナ禍以前の数年前、京都や浅草といった日本の観光地が外国人観光客でごった返しているというニュースがよくあったことを覚えているかもしれない (図 1参照)。
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歩いて学ぶ都市経済学(中島賢太郎・手島健介・山﨑潤一)| 2023.03.24
(第6回)土地利用規制がもたらす帰結:博多駅のスカイラインの風景から
はじめに
福岡市の玄関口である博多駅を降りて西側に出てみよう。その景色に何か違和感を覚えないだろうか。実は、博多駅西側では、どのビルの高さも揃っているのである (図 1)。これは博多駅周辺には標高 [……]
歩いて学ぶ都市経済学(中島賢太郎・手島健介・山﨑潤一)| 2023.02.24
(第5回)都市のカタチ:神戸
はじめに
もし関西に旅行などで訪れる際、神戸空港に降り立つことがあれば、空港から市街地への道中、橋から見える風景を注意深く観察してほしい。狭い中に海と港、高層ビルと山がひしめきあい、あまり日本の他の[……]
歩いて学ぶ都市経済学(中島賢太郎・手島健介・山﨑潤一)| 2023.01.25
(第4回)住宅としての土地利用:東京湾岸のタワーマンションの風景から
はじめに
この連載第 1 回の舞台となった築地に戻ろう。皇居南端から築地へと伸びる晴海通りをそのまま歩き、隅田川を眺めながら勝鬨橋を渡ると勝どき・晴海エリアに到達するのだが、そこで景色は突如変貌する[……]
歩いて学ぶ都市経済学(中島賢太郎・手島健介・山﨑潤一)| 2022.12.26
(第3回)通勤の経済学:大阪、梅田、細雪
はじめに
あなたは関西の郊外住宅地に住んでいる。オフィスは大阪にあり、通勤のため阪急電車に乗って大阪に向かう。電車に揺られしばらくすると、淀川を渡り終着駅である大阪梅田駅に着く。大阪梅田駅は巨大な駅[……]
歩いて学ぶ都市経済学(中島賢太郎・手島健介・山﨑潤一)| 2022.11.25
(第2回)生産活動の集積のメカニズムとは:ビットバレーと町工場の風景から
はじめに
東京湾沿岸にきらめく工場の夜景は、日本三大工業地帯の 1 つである京浜工業地帯を代表する風景の 1 つである。その周縁、特に東京都大田区や神奈川県川崎市には今も多くの中小製造業者、いわゆる[……]
歩いて学ぶ都市経済学(中島賢太郎・手島健介・山﨑潤一)| 2022.10.26
(第1回)商業集積のメカニズムとは:築地時代の東京仲卸市場店舗抽選からの発見
はじめに
この連載を読んでいただいている活字好きのあなたはきっと古本屋を巡ったことがあるに違いない。古本屋は日本各地に存在しているが、そんな中でも東京神保町は今でも 100 軒を超える古書店が軒を連[……]