Web日本評論だけの!!記事 一覧

弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2026.01.07

(第86回)多国間貿易体制と経済安全保障(平家正博)

浦田秀次郎「FTAと経済安全保障」 経済・安全保障リンケージ研究会最終報告書(2023年3月)131–145頁 日本は1990年代後半まで多角的貿易体制(WTO)を重視してきたが、徐々にFTA(自由貿[……]
私の心に残る裁判例| 2026.01.05

(第92回)判例のルールは絶対か?(齋藤由起)

時効援用権喪失・最高裁大法廷判決 一 消滅時効完成後における債務の承認はその時効の完成を知ってしたものと推定することの可否 二 消滅時効完成後における債務の承認と時効援用の許否 (最高裁判所昭和41年[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2025.12.15

(第85回)スポーツデータに対する不法行為による保護の可能性(濱野敏彦)

髙部眞規子「著作権侵害と不法行為」 コピライト65巻771号(2025年)2頁~37頁より スポーツに関するデータとして、①1球データ等の試合中に生じた事象に関する速報ベースのデータ(試合経過データ)[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.12.08

(第7回)管理ではなく安心を手渡す

「型にはめる」ことへの抵抗感 前回の記事では、世界をわかりやすくする工夫としての「構造化」についてお話ししました。しかし、現場で「見通しを伝えましょう。そのためには、スケジュールが役に立ちます」「見て[……]
私の心に残る裁判例| 2025.12.01

(第91回)公務員の政治的中立性という呪縛(高橋雅人)

猿払事件最高裁判決 1.国家公務員法102条1項、人事院規則14-7・5項3号、6項13号による特定の政党を支持する政治的目的を有する文書の掲示又は配布の禁止と憲法21条 2.国家公務員法110条1項[……]
私の心に残る裁判例| 2025.11.18

(第90回)沖縄から見える法と統治の矛盾—1996年代理署名判決を起点として(徳田博人)

沖縄県知事署名等代行職務執行命令訴訟大法廷判決 沖縄県内の土地を駐留軍の用に供するためにされた使用認定にこれを当然に無効とするような瑕疵があるとはいえないとされた事例ほか 最高裁判所平成8年8月28日[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2025.11.06

(第84回)EUにおける人権・環境DDの義務化と日本企業への影響(野澤大和)

木下由香子「EUデューディリジェンス義務化の規制再構成の行方---日本企業への波及と課題と機会」 法律時報97巻8号(2025年7月号)18頁より 近年、EUは脱炭素と経済成長の両立を図るグリーンディ[……]
私の心に残る裁判例| 2025.11.04

(第89回)判例が変わると、世界が変わって見える(小倉健裕)

役員選任決議の取消しを求める訴えの利益に関する最一判令和2年9月3日 事業協同組合の理事を選出する選挙の取消しを求める訴えに同選挙が取り消されるべきものであることを理由として後任理事又は監事を選出する[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.10.15

(第6回)世界を「安心できるもの」に変えるために:暮らしの工夫がヒントになる「構造化」

「では、どうすればいいのか」という問いへ 前回の記事では、「この行動を、どうすればなくせるか?」という問いから、「この行動は、ご本人にとってどんな意味があり、何を伝えようとしているのだろう?」と、問い[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2025.10.14

(第83回)著作権等侵害罪の適切な成立範囲を探る試み(宮本聡)

遠藤聡太「著作権等侵害罪と違法性の意識---民事訴訟係属中の侵害継続に対する責任評価のあり方」 法律時報97巻1号(2025年1月号)118頁より 著作権法においては、条文上、民事における著作権侵害と[……]