#医学 タグ 記事一覧

プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.05.16

(第4回)ミスド、スタバ、コメダの距離感

蝶に好みの花があるように 蝶というのはかなり厳格に特定の花をターゲットにして蜜を吸うのだという話を聞いたことがあります。たとえばモンシロ蝶はタンポポが好きで、アゲハ蝶はヒガンバナ。ちょっと似合いすぎ[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.05.15

(第9回)性の多様性とスポーツ I:なぜ生物学的な男女でわけて競うのか?

2023 年 6 月 23 日,「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」,いわゆる LGBT 法案が公布・施行された.つづく 7 月 11 日,トランスジ[……]
ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)| 2024.05.02

(第8回)僕ver.2.0――児童ポルノ製造

手のひらの犯罪 「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反保護事件」。家裁ではこれを「児ポ」と略す。 私はどちらかと言えば、家事事件の担当が長い調査官だ[……]
特別企画から(こころの科学)| 2024.04.17

序文(特別企画:感覚をめぐる子どもの困りごと)(編:内山登紀夫)

◆本記事は「こころの科学」235号(2024年5月号)の、内山登紀夫編「特別企画:感覚をめぐる子どもの困りごと」に掲載されている序文です。◆ 発達に特性をもつ子どもたちが困難を感じることの一つに[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.04.16

(第3回)恋人転移から始まり、父親転移を通り、おじいさん転移に到る

若い精神科医の試練のひとつとしての恋人転移 きちんと臨床をしようとしている若い精神科医にとって、最初の試練はいくつかありますが、「恋人転移」もそのひとつでしょう。文字どおり、来訪者が年若い精神科医に[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.04.15

(第8回)ホルモンと遺伝子と社会環境:ホルモンですべてが決まるわけではない

第 2 回から第 7 回まで、体の性 (内性器や外性器の性)、心の性 (性自認)、そして性指向の発達が、胎児期の男性ホルモンに大きく影響されることをさまざまな例をとおして見てきたわけだが、ここで、「男[……]
ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)| 2024.04.04

(第7回)リセット――殺人未遂

前触れ 「……署は、無職の女子少年(16歳)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。女子少年は、同居する50代の伯母に包丁で切り付け、殺害しようとした疑い。被害者の命に別状はなく……」 その日の朝、私[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.03.15

(第7回)心の性・性指向の多様性とトランスセクシュアル

前回まで、体の性 (内性器や外性器の性)、心の性、そして性指向の発達には、胎児期の男性ホルモンが影響していることを見てきたわけだが、「いま一つ納得がいかないなあ」という感覚をもった読者も多いのではない[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2024.03.14

(第2回)外来における「ふにゃふにゃ」あるいは「ゆるふわ」

「ふにゃふにゃ」あるいは「ゆるふわ」と静的了解 うちの医局では(もう定年で退職したので、厳密には元医局というべきなのですが)、相談に来られる患者本人や家族への対応を、とりあえず今は「ふにゃふにゃ」し[……]
ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)| 2024.03.04

(第6回)わたしのきもち――面会交流(後編)

◆この話の前編(「(第5回)ルビンの壺――面会交流(前編)」)はこちら その日に向けて 試行的面会交流は、拍子抜けするほどあっさりと、穏やかに始まった。 父母に対しては、事前に個別面接をして[……]
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