#法律 タグ 記事一覧

弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2021.02.24

(第30回)地方公共団体の課税自主権の規律(伊藤剛志)

神山弘行「憲法92条・94条と課税自主権:地方公共団体のインセンティブ構造」 日税研論集77号293頁(公益財団法人日本税務研究センター、2020年)より 昨年(令和2年・2020年)6月30日、[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2021.02.16

(第31回)強盗殺人事件につき、多くの違法捜査と違法な公判活動を重ねた結果、無実の若者2人に無期懲役刑を確定させた─布川事件(1)

本件は、強盗殺人罪の容疑を受けた若者2人(桜井昌司さん20歳と杉山卓男さん21歳、いずれも「当時」)に対する捜査・公判において、警察・検察官が種々違法な活動をした事件として超有名である。 再審で[……]
伊藤真のひまわり先生| 2021.02.10

(第28回)憲法改正について

自民党は、2020年10月、年内に改正憲法条文案をまとめ、2021年の通常国会に提出することを明らかにしました。コロナ感染が再び拡大したために、条文案の年内策定は先送りとなりましたが、2021年の通常[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2021.02.08

(第28回)誰も有罪とは推定されない

Nēmō malus praesūmitur. 英法の格言 本来、この格言は、第27回の格言に示された理念をウラ側から眺めたものにすぎず、被告人が、刑事訴訟法上、まず「無罪の推定」をうけており[……]
判例時評(法律時報)| 2021.02.03

地方議会の自律性とその限界:最高裁大法廷令和2年11月25日判決(西上治)

◆この記事は「法律時報」93巻2号(2021年2月号)に掲載されているものです。◆ 最高裁大法廷令和2年11月25日判決 1 60年ぶりの判例変更 去る11月25日、最高裁大法廷は歴史的な判決([……]
法律時評(法律時報)| 2021.02.02

COVID-19対策における国・自治体関係(金井利之)

◆この記事は「法律時報」93巻2号(2021年2月号)に掲載されているものです。◆ 1 はじめに 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が発生してから、国・自治体は対策に奔走してきた(([……]
私の心に残る裁判例| 2021.02.01

(第33回)考慮不尽と他事考慮(磯部力)

日光太郎杉事件控訴審判決 土地収用法による建設大臣の事業認定を同法20条3号にいう「土地の適正且つ合理的な利用に寄与するもの」の要件をみたしていない違法があると判定した事例 東京高等裁判所昭和48[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2021.01.25

(第29回)どういうルールを創ったら、人はどう行動するか(有吉尚哉)

池田真朗「行動立法学序説―民法改正を検証する新時代の民法学の提唱」 法学研究(慶應義塾大学)93巻7号(2020年)57頁~113頁 法律を制定する権限は国会に帰属するものであるが、行政がその企画[……]
2021.01.22

1票の格差訴訟2020年最高裁大法廷判決(参)の意義と抜本的選挙制度改革案:2014年大法廷判決(参)と2017年大法廷判決(参)を踏まえて(升永英俊)

去る2020年11月18日に、いわゆる「一票の格差訴訟」の8つ目の最高裁大法廷判決が下されました。原告代理人の弁護士であり、下の著書がある升永英俊氏による同判決に関する論評です。 ・升永英俊『統[……]
捜査官! その行為は違法です。(木谷明)| 2021.01.20

(第30回)幼女誘拐殺人事件につき、開発途上のDNA鑑定を盲信して、疑わしい点のない幼稚園バス運転手を強制連行し厳しく取り調べて虚偽自白させた─足利事件(2)

前回に続き、本件における警察・検察の捜査が、どういう意味で違法・不当であったかを順次指摘する。ただ、本件においては、弁護人の行動及び裁判所の対応にも大きな問題があったので、やや異例ではあるが、引き続き[……]
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