私の心に残る裁判例|
2025.01.06
(第80回)自由意思と証明責任(川口美貴)
山梨県民信用組合事件最高裁第二小法廷判決
1 就業規則に定められた賃金や退職金に関する労働条件の変更に対する労働者の同意の有無についての判断の方法
2 合併により消滅する信用協同組合の職員が、合併[……]
法律時評(法律時報)|
2024.12.27
民事法律扶助制度の改革(山野目章夫)
◆この記事は「法律時報」97巻1号(2025年1月号)に掲載されているものです。◆
1 1872年の法令
明治政府は、明治5年、芸娼妓解放令を発した。太政官布告第295号である。西暦にする[……]
一冊散策|
2024.12.26
『傷はそこにある — 交差する逆境・横断するケア』(著:大嶋栄子)
[プロローグ]Homeをつくる --- 女性たちが安全でいられる場所
「それいゆ」と名づけた女性たちの新しい居場所を、2002年9月に札幌市白石区で始めた。
当時はまだ法人格もなく、立ち上げ準[……]
一冊散策|
2024.12.25
『伊藤真の刑事訴訟法入門 講義再現版[第6版]』(著:伊藤真)
第6版 はしがき
『伊藤真の刑事訴訟法入門』は、1998年の初版刊行以来、改訂しながら版を重ね、今回更に第6版として刊行することになりました。
前回のリニューアル改訂版(第5版)を刊行[……]
2024.12.23
新刊書籍のご案内(2024年12月)
2024年12月刊行の書籍をご紹介します。
各書籍について詳しくは、タイトルをクリックのうえ、詳細ページでご確認ください。
なお、最新の案内ページはこちらです。
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- #新刊案内
一冊散策|
2024.12.19
『「原爆裁判」を現代に活かす—核兵器も戦争もない世界を創るために』(著:大久保賢一)
まえがき
今年、2024年も、様々なことを考えさせられる年でした。特に袴田巖さんの再審無罪が確定したことと日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことは大きな喜びでした。けれども袴田さんの再審無罪は「法[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)|
2024.12.13
(第11回)小さなこころは大きくできない
テレビドラマを見ていたら、初老の男性上司の何がしかの発言に対して、20代の部下の女性が「小さ!」とその器の小ささを小声で吐き捨てる場面がありました。近ごろ、もう老い先も短いんだからとサンタンドレという[……]
特集から(法学セミナー)|
2024.12.12
家庭裁判所の歩みとこれからの役割(西岡清一郎)/相続と民法と家庭裁判所(櫛橋明香)(特集:家庭裁判所にできること)
◆この記事は「法学セミナー」840号(2025年1月号)に掲載されているものです。◆
特集:家庭裁判所にできること
家庭裁判所の中では、誰がなにをしているの? 「家庭」の在り方がゆらぐいま、家[……]