伊藤真のひまわり先生|
2024.07.10
(第69回)軍事化とジェンダー
ジェンダーとは、社会的に作られた社会的・文化的性差(=男らしさ・女らしさ)をいいます。今回は、ジェンダーと戦争が、憲法的にどのようなかかわりを持つのか考えてみます。
おしえて! ひまわり先生!
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ただいま調査中! 家庭裁判所事件案内(高島聡子)|
2024.07.04
(第10回)ウェブはじめました――親権者変更
令和の家裁から
調停や調査の姿が、大きく変わりつつある。
令和3年度以降、全国の家裁で「ウェブ会議システムを用いた家事調停」、通称「ウェブ調停」が導入され始めており、遅くとも令和6年度中にはす[……]
一冊散策|
2024.07.03
『憲法の理論と実践ーーフランスから沖縄への架橋』(著:井端正幸、監修:小林武)
監修者のはしがき
井端正幸教授は、2021年8月24日に享年67歳をもって、沖縄国際大学の法学部在職中に病没された。この書物は、彼・井端教授の主要な研究業績を、私の責任において遺稿集として編んだもの[……]
私の心に残る裁判例|
2024.07.01
(第74回)「ひ」で始まるか、「げ」で始まるか、それがポイント!(下山憲治)
トンネルじん肺東京訴訟第一審判決
1 トンネル建設工事において粉じん作業に従事していた労働者がじん肺に罹患したことについて、国の規制権限の不行使に基づく国賠法上の責任が肯定された事例
2 国の発注[……]
2024.06.28
新刊書籍のご案内(2024年6月)
2024年6月刊行の書籍をご紹介します。
各書籍について詳しくは、タイトルをクリックのうえ、詳細ページでご確認ください。
なお、最新の案内ページはこちらです。
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- #新刊案内
法律時評(法律時報)|
2024.06.27
「紅麹」の問題をめぐる規制と市場の在り方(川濵昇)
◆この記事は「法律時報」96巻7号(2024年7月号)に掲載されているものです。◆
1 はじめに
本年3月22日に公表された小林製薬の紅麹関連商品による健康被害は、公表後の1週間たらずの間に5名の[……]
一冊散策|
2024.06.26
『刑事法廷弁護技術[第2版]』(著:高野隆・河津博史)
第2版 はしがき
初版の刊行から6年余りが過ぎた。「オレンジ本」という愛称で刑事法廷技術の基本書として多くの読者を獲得できたことはわれわれにとって大きな喜びである。それとともに、直接主義・口頭主義の[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)|
2024.06.24
(第8回)本当に残る言葉とは? Verba volant, scripta manent/言葉は飛び去り, 書かれた言葉は残る
現代における消費される「書かれた言葉」
私たちは言葉が「消費」される時代に生きています. スマートフォンの小さな液晶を通じて, 夥しい量の言葉が売り買いされているだけではなく, 絶えずやり取りが課金[……]
民事弁護スキルアップ講座(中村真)|
2024.06.20
(第29回)弁護士賠償責任保険の落とし穴
汗ばむ日、肌寒い日を繰り返しながら、今年も徐々に初夏の足音が近づいて参りました。これから季節は暑くなる一方だと思いますが、今回取り上げるのは、弁護士が適度に涼を感じられる話題、弁護士賠償責任保険の落と[……]