#歴史 タグ 記事一覧

悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.06.11

(第24回)緊急は法律をもたない

Necessitās nōn habet lēgem. 12世紀のグラティアーヌスの法令集に見える。正当防衛の場合と同じように、緊急避難を許す法思想は古今東西を問わず散在するようである。 「必要は法[……]
特設ページ| 2020.05.25

感染症に対峙する

感染症との闘い ▼岡田晴恵『病いと癒しの人間史:ペストからエボラウイルスまで』 定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円) 発刊年月:2015.10(下旬刊) kindle版はこちら 感染症[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.05.22

(第23回)力を力でしりぞけることは許されている

Vim vī repellere licet. 2~3世紀のローマ法学者ウルピアーヌスの引用する命題で、6世紀には学説法として法文にまでなっている。 ひとむかし前なら立派なポルノであった「アルス・ア[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.04.24

(第22回)承諾する者に不法は生じない

Volentī nōn fit injūria. 6世紀に学説法となった2~3世紀のローマ法学者ウルピアーヌスの命題を少しアレンジすることによって生まれた。 「知りかつ同意する者には不法も悪意も生じ[……]
一冊散策| 2020.04.21

経済学を味わう — 東大1、2年生に大人気の授業(編:市村英彦・岡崎哲二・佐藤泰裕・松井彰彦)

はしがき 1 経済学はどんなものか? 読者の皆さんは「経済学」や、中学や高校の社会科の教科書に載っている「市場」について、どのようなイメージをお持ちだろうか。「経済は市場に任せておけばうまくいく」とい[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.04.16

(第21回)法律は些事には拘泥しない

Dē minimīs nōn cūrat lēx. 英法の格言であるが、6世紀に学説法となった2~3世紀のローマ法学者カッリストラトゥスの命題や哲学者キケローの著作の断片をアレンジするところから生まれ[……]
2020.04.01

書評:升永英俊『統治論に基づく人口比例選挙訴訟』日本評論社,2020年(評者:中村良隆)

読者諸兄姉は、一人一票の実現を訴える新聞広告を一度は目にしたことがあるのではないかと思われる。 青色発光ダイオード訴訟の原告代理人としても有名な著者は、有志弁護士らとともに、2009年に「一人一票実[……]
一冊散策| 2020.03.27

『病いと癒しの人間史 — ペストからエボラウイルスまで』(著:岡田晴恵)

あとがき 感染症の大流行とそれが引き起こす社会や歴史への影響に強く惹かれるようになったのは、ドイツ留学時代でした。古い石造りの下宿の薄暗い照明の下で『病気の社会史』『死の風景』(ともに立川昭二著)を熟[……]
悪しき隣人―ようこそ法格言の世界へ(柴田光蔵)| 2020.03.26

(第20回)誰も思考のかどでは罰をうけない

Cōgitātiōnis poenam nēmō patitur. 2~3世紀のローマ法学者ウルピアーヌスの文章で、6世紀には学説法として法文にまでなっている。 こういう趣旨を別の言葉で表現すると「[……]
渋谷重蔵は冤罪か?―19世紀、アメリカで電気椅子にかけられた日本人(村井敏邦)| 2020.03.23

(第19回・最終回)死刑の過去、現在、未来

アメリカにおける死刑執行の状況 (1)死刑の過去:電気椅子処刑の顛末 1888年に制定され、ケムラーや渋谷重次郎に適用されたニューヨーク電気椅子死刑執行法は、その後も適用され続けた。ケムラーや重次[……]