#法律 タグ 記事一覧
法格言の散歩道(吉原達也)| 2022.07.05
(第10回)ホモ・サケルとは、人民がその悪行のゆえにそのように判断した者のことである
At homo sacer is est, quem populus judicavit ob maleficium.
アト・ホモー・サケル・イス・エスト・ポプルス・ユーディカーウィット・オプ・[……]
私の心に残る裁判例| 2022.07.01
(第50回)「疑わしき」原則の意味とは(伊藤睦)
名張事件第7次再審請求特別抗告
再審請求を棄却した原決定に審理不尽の違法があるとされた事例――名張毒ぶどう酒殺人事件第七次再審請求特別抗告審決定
最高裁判所平成22年4月5日第三小法廷決定
【判[……]
法律時評(法律時報)| 2022.06.30
「大学ガバナンス改革」と 大学の自治(佐藤岩夫)
◆この記事は「法律時報」94巻7号(2022年7月号)に掲載されているものです。◆
1 はじめに
近年、大学ガバナンス改革をめぐる動きが活発である。2014年の学校教育法および国立大学法人法の改正[……]
特集から(法学セミナー)| 2022.06.21
ひまわり赴任経験とキャリア形成(葦名ゆき)(特集:ここに弁護士がいてよかった)
◆この記事は「法学セミナー」810号(2022年7月号)に掲載されているものです。◆
特集:ここに弁護士がいてよかった
いつでも、どこでも、だれにでも良質な司法サービスを提供することを目指し、[……]
民事弁護スキルアップ講座(中村真)| 2022.06.14
(第20回)期間計算のルールを押さえておこう
1 期間の計算の重要性
法律上、期間計算が必要となる場面は非常に多いのですが、法文上の定めの理解しにくさもあって、つい雑駁に捉えがちです。もっとも、期間計算を誤ると大きな弁護過誤につながりかねません[……]
伊藤真のひまわり先生| 2022.06.08
(第44回)憲法への自衛隊明記
自民党改憲案4項目のうち、今回は自衛隊の明記について考えます。
自民党は、現在の憲法第9条の次に、新たに「9条の2」をおく案を示しています。
自衛隊を憲法に明記することは、どのような意味を[……]
法格言の散歩道(吉原達也)| 2022.06.07
(第9回)武器の間では法律は沈黙する
Inter arma silent leges.
(Cicero, pro Milone, 4, 11)
インテル・アルマ・シレント・レーゲース
(キケロ『ミロ弁護論』4,11)
標題[……]
法律時評(法律時報)| 2022.06.06
従業員代表制の常設化よりも労組法の見直しを(道幸哲也)
◆この記事は「法律時報」94巻6号(2022年6月号)に掲載されているものです。◆
1 集団的決定の必要性
時代が大きく変貌したのにもかかわらず、ほとんど本格的な見直し・改正がなされていない法制度[……]
判例時評(法律時報)| 2022.06.02
福島原発事故賠償訴訟 最高裁小法廷決定の見方 :最高裁令和4年3月2日、同7日、 同30日決定の意味するもの(吉村良一)
◆この記事は「法律時報」94巻6号(2022年6月号)に掲載されているものです。◆
最高裁令和4年3月2日、同7日、 同30日決定
1 高裁判決の確定
最高裁は2022年3月2、7、3[……]
私の心に残る裁判例| 2022.06.01
(第49回)苦しむ関係当事者と傍観する人々(河上正二)
隣人訴訟判決
1 住宅地内の農業用溜池で溺死した幼児(3歳4月)の事故につき、好意でいわゆる「預かった」近隣者に対し、準委任に基づく契約責任を否定し、不法行為に基づく賠償責任を肯定した事例(過失相殺[……]