#心に残る裁判例 タグ 記事一覧

私の心に残る裁判例| 2020.12.11

(第31回)判例研究の私的な原風景(杉本和士)

大阪国際空港公害訴訟上告審判決 1 民事上の請求として一定の時間帯につき航空機の離着陸のためにする国営空港の供用の差止めを求める訴えの適否 2 営造物の利用の態様及び程度が一定の限度を[……]
私の心に残る裁判例| 2020.11.17

(第30回)悩みを汲みとるということ(緑大輔)

長門強制わいせつ被告事件 裁判所の心証形成過程をくわしく説示した有罪判決事例 山口地方裁判所萩支部昭和41年10月19日判決 【判例時報474号63頁掲載】 判決文を読んでいると、事件[……]
私の心に残る裁判例| 2020.11.02

(第29回)最高裁におけるグローバルな人権対話の可能性(江島晶子)

「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」違憲訴訟最高裁合憲決定 性同一性障害の性別の取扱いの特例に関する法律3条1項4号と憲法13条、14条1項 最高裁判所平成31年1月23日第二小[……]
私の心に残る裁判例| 2020.10.02

(第28回)判例評釈における『教科書的論点』の扱い方について(小島立)

「希望の壁」事件 高層ビルを中心にした複合商業施設に所在する緑地、散策路などで構成された庭園内に「希望の壁」と称する工作物を設置することが、庭園の著作者の同一性保持権を侵害するとした当該工作物の[……]
私の心に残る裁判例| 2020.09.01

(第27回)最高裁もまた人が裁くものである(加波眞一)

上告理由の証明責任を誤った判決 法律に従って判決裁判所を構成したということはできないとされた事例 最高裁判所平成11年2月25日判決 【判例時報1670号21頁掲載】 神ならぬ人が常に[……]
私の心に残る裁判例| 2020.08.18

(第26回)実質的妥当性と形式論理の狭間から創造性へ(久保野恵美子)

長崎じん肺訴訟上告審 1 雇用者の安全配慮義務違反によりじん肺にかかったことを理由とする損害賠償請求権の消滅時効の起算点 2 慰謝料額の認定に違法があるとされた事例―長崎じん肺訴訟上告審判決 [……]
私の心に残る裁判例| 2020.07.01

(第25回)人身保護法とハーグ子奪取条約(早川眞一郎)

人身保護法に基づく、別居夫婦間の幼児引渡請求 夫婦の一方が他方に対して人身保護法に基づき幼児の引渡を請求する場合と拘束の顕著な違法性 最高裁判所平成5年10月19日第三小法廷判決 【判例時報[……]
私の心に残る裁判例| 2020.06.01

(第24回)戦後補償に風穴をあけた平等原則(德田靖之)

台湾楽生院訴訟東京地裁判決 台湾に設置されたハンセン病療養所である台湾総督府癩療養所楽生院は、台湾に癩豫防法(昭和6年法律第58号による改正後の明治40年法律第11号)が施行された昭和9年10月[……]
私の心に残る裁判例| 2020.05.12

(第23回)情報公開原則を貫徹するための、解釈のスタンス(豊島明子)

町議会議事内容録音テープ公開請求事件 地方自治法123条所定の会議録作成のために議会の議事内容が収録された録音テープが公開請求の対象として土庄町情報公開条例(平成12年土庄町条例第27号)2条2[……]
私の心に残る裁判例| 2020.04.17

株式会社 判例時報社からのお知らせ

小冊子「私の心に残る裁判例」に関するお問い合わせについて 日頃より、判例時報社並びに「判例時報」など弊社刊行物をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 さて、「私の心に残る裁判例」(小冊子[……]
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