一冊散策(社会・福祉・教育・文化・歴史) 一覧

一冊散策| 2024.10.02

『栄光の松竹歌劇団史—憧れの星座たちが歩んだ軌跡』(著:小針侑起)

あとがき 私は一九八七(昭和六二)年生まれなので、実際の国際劇場はおろか日劇も見たことがない。なんとか閉場間際の新宿コマ劇場やシアターアプルには何度か足を運ぶことができた程度である。 しかし、幼いこ[……]
一冊散策| 2024.09.19

『近現代日本の警察と国家・地域』(著:大日方純夫)

序論 警察史の射程と視圏 庶民(住民)は日常生活のさまざまな局面で警察とかかわらざるをえない。犯罪捜査や防犯活動、交通事故や営業規制などにとどまらず、日常的な地域の生活・安全とかかわる局面で、警察が登[……]
一冊散策| 2024.09.02

『ラーニングダイバーシティの夜明け――多様な学びを選択できる教育のために』(著:村中直人)

はじめに 本書は、『そだちの科学』の33号(2019年10月発売)から42号(2024年4月発売)に掲載された連載「ラーニングダイバーシティの夜明け」を修正、加筆してまとめたものです。修正としては、全[……]
一冊散策| 2023.11.21

『東京・練馬発「対話的研究会」の試み』(編著:暉峻淑子)

「対話的研究会」の試み 「戦争の反対語は平和ではなく対話です」。 対話的研究会の世話人の一人である暉峻淑子さんの著書『対話する社会へ』の帯にはこう書かれています。 対話こそが、人間社会を平和で豊か[……]
一冊散策| 2023.10.18

『生活保護制度の政策決定――「自立支援」に翻弄されるセーフティネット』(著:三輪佳子〔みわよしこ〕)

はしがき 本書は、2022年10月に提出した博士学位論文を基に、加筆および修正を行ったものである。 2010年まで科学・技術畑を歩んできた筆者は、生活保護に関する取材と報道に転じる自分自身、さらに生[……]
一冊散策| 2023.02.27

『人新世のエコロジー—自然らしさを手なずける』(著:及川敬貴)

はじめに---「つながり」の物語へようこそ 次の言葉を見たこと/聞いたことがあるという方は少なくないだろう。 SDGs エコシステム 変異 (性) 人新世 生物多様性 限界集落 鳥獣害 里山 コモンズ[……]
一冊散策| 2022.03.22

『食卓から地球を変える—あなたと未来をつなぐフードシステム』(著:ジェシカ・ファンゾ,訳:國井修・手島祐子)

訳者まえがき 「すばらしい本があるので、日本語に訳して出版したいんです。12 月の東京栄養サミットの前に。是非協力してください」。 私がメンターをしている若手専門家のひとり手島祐子さんから、202[……]
一冊散策| 2021.08.12

『なぜ君は総理大臣になれないのか』(著:大島新・『なぜ君』制作班)

はじめに 大島 新 「そんな映画、誰が観るんですか?」 2016年6月、私が「小川淳也さんを主人公にしたドキュメンタリー映画を作りたい」と言った時、プロデューサーの前田亜紀が示した反応がこれだった。[……]
一冊散策| 2020.12.24

『ランキング—私たちはなぜ順位が気になるのか?』(著:ペーテル・エールディ,訳:高見典和)

訳者あとがき 本書 (原書名 Ranking: The Unwritten Rules of the Social Game We All Play) は、現代のデジタル社会で生きていくための教養を[……]
一冊散策| 2020.11.19

『子ども虐待は、なくせる─当事者の声で変えていこう』(著:今一生)

はじめに~虐待防止策は、30年間も失敗続き(抜粋) 親が子どもを殺す「虐待死」の事件が、新聞やテレビに報じられることが増えました。 虐待を見たら役所に通告する義務が、国民にあります。しかし、自宅周[……]