#社会 タグ 記事一覧

ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.07.17

(第23回)人工配偶子:iPS 細胞から作られつつあるヒトの精子と卵子

前回お話ししたミトコンドリア移植よりはるかに重大な倫理的・社会的・法的問題を、近い将来引き起こすであろう研究の流れに、「成体 (ヒトでいえば成人) の体の細胞を原材料として、人工的に精子や卵子をつくる[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.07.08

(第4回)専門性を支える5つの土台「PEACE」

はじめに 第1回から「倫理観」に触れてきましたが、想いだけではどうにもならないことも少なくありません。想いを形にするには専門的な知識や技術が不可欠です。前回は「専門性」を扱い、支援の軸という言葉を用い[……]
2025.07.03

ワクチン接種の義務化についての覚書き――功利主義、人間の尊厳、自由(仮屋広郷)

今回の新型コロナウイルスによるパンデミックをきっかけに、日本でもワクチン接種の義務化の議論が本格化し、中央政府レベルで義務化の議論の端緒となる可能性があるといわれている((金田耕一=島田裕平=竹下雄太[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.06.26

(第17回)音楽のラテン語とラテン語格言:Mūsica est exercitium arithmēticae occultum nescientis sē numerāre animī /音楽とは, 自分が数えていることを知らない精神の隠された数学の訓練である

音楽に関するラテン語の引用句の中でも私が最初に思い出すのは, 表題に掲げた哲学者・数学者 G. W. ライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz, 1646-1716)によるこの[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.06.16

(第22回)3 人の遺伝的親をもつ子ども:卵子のミトコンドリアをドナーのもので置き換える

その安全性に全く問題がないとは言えないが[1]、体外受精・顕微授精・胚移植は、今や通常の生殖補助医療となったようだ。また、子宮移植も、スウェーデンなど十数か国ですでに実施され、日本でも 2021 年、[……]
連載紹介(法学セミナー)| 2025.06.04

君たちは何をもって「等しい」というのか(江藤祥平)(連載:憲法よりもまだ深く 第13回)

◆この記事は「法学セミナー」844号(2025年6・7月号)に掲載されているものです。◆ 1 戦前の不平等、戦後の平等 前回は、平等について考えてきた。近代国家は、中世の身分制を打破して、国民 nat[……]
一冊散策| 2025.05.22

『データ分析のための経済数学入門 — 初歩から一歩ずつ』(著:丹野忠晋)

はじめに この本は,データ分析のための基礎的な数学や,経済分析のための数学を学ぶ教科書です.IT 技術の発展により大量のデータを機械学習や経済学で分析し,その結果を政策やビジネスに反映することが可能に[……]
一冊散策| 2025.05.21

『数学がゲームを動かす! — ゲームデザインから人工知能まで』(著:三宅陽一郎・清木昌)

プロローグ 数学がゲームを動かす! (三宅・清木対談) 清木●数学は役に立たないって言われてますよね. 三宅●そうですよね.特に中高生のみなさんは,数学を勉強していて,何の役に立つんだってよく言って[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.05.15

(第21回)子宮移植:あなたは賛成、それとも反対?

まずは、あなた自身に答えていただくところから始めよう。 1.子宮移植では、ドナーから摘出した子宮をレシピエントに移植し、レシピエントが妊娠・出産した後、移植した子宮を摘出します。あなたは子宮移植に賛成[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.04.24

(第16回)ワインと真実の親密な関係:in vīnō vēritās/ワインの中に真実がある(第2部)

『オデュッセイア』における「ワインと真実」 前回のエッセー(第15回)では, ホメーロス『オデュッセイア』の英雄オデュッセウスが, パイアーケス人たちの王アルキノオスの宮殿で開かれた宴会の場面において[……]