#法律 タグ 記事一覧

特集/ジャーナリストとパスポート---問い直される「海外渡航の自由」と旅券法| 2025.09.19

特集/ジャーナリストとパスポート—問い直される「海外渡航の自由」と旅券法

私たちは、日頃、生活している中で「移動の自由」を制限される状況に置かれることは少ないかもしれません。海外旅行へ行く際には、パスポートは申請すれば発給され、行きたい国へ行き、帰ってくる自由が保障[……]
特集/ジャーナリストとパスポート---問い直される「海外渡航の自由」と旅券法| 2025.09.19

(座談会)パスポート裁判が問いかけるもの—渡航の自由をめぐる人権と国益(出口かおり・岩井信・田島泰彦)

出口かおり(弁護士) 岩井信(弁護士) 司会:田島泰彦(元上智大学教授) 1 はじめに 田島 私たちは外国に渡航するとき、旅行でも、NGOなどの活動をするにしても、あるいはジャーナリストが[……]
特集/ジャーナリストとパスポート---問い直される「海外渡航の自由」と旅券法| 2025.09.19

「海外渡航の自由」を骨抜きにした判決—常岡浩介さん旅券返納命令取消訴訟(出口かおり)

1 フリージャーナリストとしての活動 フリージャーナリストの常岡浩介さんは、早稲田大学の学生だった1992年頃から、夏休みや春休みを利用して、アフガニスタン、アルジェリア、リビア、シリア、イラク、レ[……]
特集/ジャーナリストとパスポート---問い直される「海外渡航の自由」と旅券法| 2025.09.19

人権の「最大の尊重」が原則である—「ジャーナリストに渡航の自由を!」安田純平さん旅券発給拒否取消訴訟(岩井信)

1 何を求めて提訴したか 伊藤博文の『憲法義解』(1889年)((伊藤博文著[宮沢俊義校註]『憲法義解』(岩波文庫、1940年[改版2019年])。実質的な著者は憲法起草者の1人、井上毅と言われてい[……]
一冊散策| 2025.09.17

『インターネット・オブ・ブレインズの法—神経法学の基礎と事例研究』(編:駒村圭吾)

第Ⅰ部の構成 第Ⅰ部は、本企画の背景をなす「Internet of Brains(IoB)」という構想に向けて、神経科学の研究を最前線で行っている自然科学者と、法学者、法実務家、倫理学者を中心に構成[……]
一冊散策| 2025.09.15

『刑事政策へのいざない』(編:甘利航司)

序 犯罪と刑罰に関する学問領域は、一般的に、刑事法と呼ばれる。刑事法においては、何より、犯罪の要件を定め、それに結び付けられる法的効果たる刑罰を内容とする「刑法」、そして、国家が刑罰権を実現するため[……]
特集から(法学セミナー)| 2025.09.12

「アナ雪」「モアナ」シリーズの舞台裏—ディズニーの人権尊重責任と先住民族の権利(小坂田裕子)(特集:ビジネスの前提としての「人権」)

◆この記事は「法学セミナー」845号(2025年8・9月号)に掲載されているものです。◆ 特集:ビジネスの前提としての「人権」 近年ますます関心が高まる、ビジネスと人権。 しかし、企業が経済利益[……]
私の心に残る裁判例| 2025.09.08

(第87回)二要件説の起点—藤田嗣治絵画複製事件と著作権法の実践的解釈(高林龍)

藤田嗣治絵画複製事件東京地裁判決 美術全集への絵画の複製物の掲載が著作権法32条1項に規定する引用とは認められないとされた事例 東京地方裁判所昭和59年8月31日判決 【判例時報1127号138[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2025.09.05

(第82回)代替納付義務の制度設計は、どうあるべきか?(伊藤剛志)

渕圭吾「終局的な義務者でない者による義務履行に関する一考察---租税の徴収納付制度を中心に」 法学研究98巻1号(2025年1月)207頁 日本の基幹税である所得税・法人税においては、個人・法人の[……]
法律時評(法律時報)| 2025.08.27

未完の「事後監視・救済型」社会—規制のエンフォースメント確保のための改革を(太田洋)

◆この記事は「法律時報」97巻10号(2025年9月号)に掲載されているものです。◆ 1 はじめに バブル崩壊を受けた1997年の金融危機による護送船団方式の解体に伴って、20世紀から21世紀への[……]
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