#歴史 タグ 記事一覧

一冊散策| 2023.12.14

『三淵嘉子・中田正子・久米愛 日本初の女性法律家たち』(著:佐賀千惠美)

はじめに これは、三淵嘉子先生、中田正子先生、久米愛先生という日本で初めて女性で弁護士になった3人のドキュメンタリーとして、私が平成3年(1991年)に出版していた『華やぐ女たち 女性法曹のあけぼの』[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2023.11.20

(第1回)ラテン語は「死語」なのか?

ネイティブスピーカー 学校でラテン語を教えているとよく受ける質問に, 「ラテン語は死語なのか?」というものがあります. この質問は, 私のようにラテン語を教えることで生計を立てている者にとっては, 少[……]
2023.10.24

書評:升永英俊『統治論に基づく人口比例選挙訴訟Ⅳ』日本評論社,2023年(評者:橋本基弘)

敏腕弁護士というと、怜悧な刃物のような切れ味を連想する。しかし、升永英俊弁護士は、フランスの哲学者アランがプロポの中で描いた石工のように、分厚い岩盤を削る鑿のような切れ味のする法律家である。 これま[……]
一冊散策| 2023.10.06

『ジェンダー平等社会の実現へ─「おかしい」から「あたりまえ」に』(著:杉井静子)

はじめに 配偶者を何て呼ぶ? 未だにある「家」制度の名残 今では、テレビなどのメディアで夫のことを「主人」と表現することは、ずいぶん減ってきました。でも、市民の日常会話では結構「主人」が使われています[……]
一冊散策| 2023.07.11

『データにのまれる経済学—薄れゆく理論信仰』(著:前田裕之)

はじめに 経済学が大きく変貌している。 経済学の花形といえば、数式やグラフで彩られた経済理論であり、経済学界では、理論やモデル作りに精通した学者が高い評価を受けてきた。経済学がかつて「社会科学の女王[……]
おさらい日本の近現代史―「日本」と東アジアの関係を読み解くために| 2023.03.23

(第20回・最終回)日本戦後史のなかの沖縄―復帰運動にみる同化と抵抗(戸邉秀明)

前回は、近代の日本に組み込まれた沖縄が、どのような差別と同化の歴史を経験したかをたどりました。その歴史は、日本が民族差別の序列を深く内蔵した植民地帝国だったことの反映でした。そこで沖縄の人びとは、差別[……]
2023.03.15

令和5年1月25日最高裁大法廷判決(衆)(人口比例選挙請求訴訟)の評釈と1人1票等価値論――国会議員の一票がすべて等価値であることを議論の出発点として(升永英俊)

はじめに 1 令和5(2023)年1月25日、最高裁大法廷は、1票の格差(最大)2.079倍(ただし、概数。以下、すべて同じ)であった2021年衆院選(小選挙区)(以下、本件選挙ともいう)について、『[……]
おさらい日本の近現代史―「日本」と東アジアの関係を読み解くために| 2023.02.28

(第19回)日本近代史のなかの沖縄―帝国における差別と同化(戸邉秀明)

昨年(2022年)は、沖縄が日本に復帰してから半世紀という節目の年でした。「復帰の日」の5月15日を前後して、新聞やテレビでは、基地問題など沖縄の現状だけでなく、歴史についても頻繁に取り上げられました[……]
おさらい日本の近現代史―「日本」と東アジアの関係を読み解くために| 2023.01.24

(第18回)在日朝鮮人の歴史(2)―1945年以降(外村大)

1 植民地解放と新時代への願い 第17回では、植民地朝鮮から日本内地への労働力移動と在日朝鮮人コミュニティの形成、それを抑圧した日本帝国の施策等について述べました。1945年8月の日本帝国の崩壊を受[……]
おさらい日本の近現代史―「日本」と東アジアの関係を読み解くために| 2022.12.22

(第17回)在日朝鮮人の歴史(1)―1945年まで(外村大)

「日本人の日本史」を問い直す 日本では、義務教育で日本を軸とした歴史を学びます。さらに高校段階で歴史教育では、「日本史」か「世界史」を選択して学ぶ人も多いでしょう。ここで注意すべきは、「日本の歴史」イ[……]