#歴史 タグ 記事一覧

2025.07.03

ワクチン接種の義務化についての覚書き――功利主義、人間の尊厳、自由(仮屋広郷)

今回の新型コロナウイルスによるパンデミックをきっかけに、日本でもワクチン接種の義務化の議論が本格化し、中央政府レベルで義務化の議論の端緒となる可能性があるといわれている((金田耕一=島田裕平=竹下雄太[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.06.26

(第17回)音楽のラテン語とラテン語格言:Mūsica est exercitium arithmēticae occultum nescientis sē numerāre animī /音楽とは, 自分が数えていることを知らない精神の隠された数学の訓練である

音楽に関するラテン語の引用句の中でも私が最初に思い出すのは, 表題に掲げた哲学者・数学者 G. W. ライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz, 1646-1716)によるこの[……]
一冊散策| 2025.05.21

『数学がゲームを動かす! — ゲームデザインから人工知能まで』(著:三宅陽一郎・清木昌)

プロローグ 数学がゲームを動かす! (三宅・清木対談) 清木●数学は役に立たないって言われてますよね. 三宅●そうですよね.特に中高生のみなさんは,数学を勉強していて,何の役に立つんだってよく言って[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.04.24

(第16回)ワインと真実の親密な関係:in vīnō vēritās/ワインの中に真実がある(第2部)

『オデュッセイア』における「ワインと真実」 前回のエッセー(第15回)では, ホメーロス『オデュッセイア』の英雄オデュッセウスが, パイアーケス人たちの王アルキノオスの宮殿で開かれた宴会の場面において[……]
一冊散策| 2025.04.21

『(新版)社会的選択理論への招待 — 投票と多数決の科学』(著:坂井豊貴)

はじめに 多数決という言葉の響きには,多数派の意見を重視しようという方針が強く認められる.しかし目的と手段が異なる概念であるのと同様に,方針と実現の間にも大きな隔たりは存在する.果たして多数決の結果[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.03.31

(第15回)ワインと真実の微妙な関係:in vīnō vēritās/ワインの中に真実がある(第1部)

表題に掲げたラテン語の格言は, おそらく誰もが知っている, 最も有名なラテン語格言のひとつでしょう. まずは簡単に文法をおさらいしておきましょう. in は奪格と共に使われる前置詞(〜に, 〜の中に[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.02.21

(第14回)ラテン語格言からマネーを考える:Pecūnia nōn olet/金に臭いはない

Money の語源 ラテン語で「お金」を意味する単語には, 金属に因む aurum(黄金, 金貨), argentum(銀, 銀貨), aes(銅, 銅貨)と並んで, pecūnia(お金, 金銭)が[……]
竪琴にロバ:ラテン語格言のお話(野津寛)| 2025.01.21

(第13回)墓碑銘のラテン語(エレジー, エピタフ, エピグラム):HIC EGO QUI IACEO TENERORUM LUSOR AMORUM/ここに眠る私は, ささやかな恋の詩に戯れた者

エレジー 詩のジャンルをあらわす名称のひとつにエレジー elegy というものがあります. この英語の名称の起源は, 究極的には, 古代ギリシア語の ἐλεγεία (elegeia)に遡るものですが[……]
一冊散策| 2025.01.20

『経済学で読み解く大相撲 300 年史 — 本所、そして両国の磁場』(著:山村英司)

はじめに 相撲。時には相撲道とも称される。屈強で巨大な男たちのぶつかり合うことからは、格闘技と考えられる。そう考えるなら、スポーツの一種である。しかし、単なるスポーツの範疇に収まりきらない面もある。[……]
一冊散策| 2024.11.18

『国際金融』(著:植田健一・服部孝洋)

はじめに ■本書のねらい 本書の特徴は、伝統的な教科書でフォーカスされてきた為替の日常的な動きを説明することにとどまらず、その奥にある経常収支や金融収支の動向を解説するとともに、非日常的な通貨危機、国[……]