鼎談:ESGにどう向き合うか? 学知とビジネスの交差点(経済セミナー2023年6+7月号)

特集から(経済セミナー)| 2023.05.26
経済セミナー』の特集に収録されている対談・鼎談の一部をご紹介します.

(奇数月下旬更新予定)

近年、「ESG (環境、社会、ガバナンス) 」が世界中で影響力を増している。新たな規制や要請が次々に提示される今、誰しも気候変動や人権など社会問題への対応に無縁ではいられない。私たちは、ESG にどう向き合っていくべきか。この問題に、経済学実践をビジネスサイドからリードする今井氏、会計学分野の研究者である上野氏、経済学・ファイナンス分野の研究者である沖本氏らは、学知とビジネスを結び付ける形で挑んでいる。今回は、その実践の現場を覗いてみよう。

1 はじめに

— 本日は、「ESG」を軸にビジネスと学術研究の最前線で活躍する皆さまにお集まりいただき、ESG が私たちに突き付ける課題と、それに対して経済学等がどう貢献できるのか、実体験もふまえてご議論いただきます。まずは皆さまの自己紹介から、よろしくお願いします。

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