お知らせ 一覧

特集/香港について知っておきたいこと| 2020.02.25

自由をめぐる香港の歴史(中村元哉)

なぜ自由から香港史を読み解くのか? 香港の歴史は、アヘン戦争(1840年)よりもはるか前にさかのぼれる。アヘン戦争とは、自由貿易を原則とするイギリスが香港島の割譲と主要都市の開港を清朝に求めた出来事[……]
特集/小さな「助けて」を社会へ| 2019.11.12

小さな「助けて」を社会へ

社会のさまざまな場所に、困難な状況に置かれながら、そのことを他者に打ち明けることなく、抱え込んでいる人たちがいます。外側から見れば、困っているのであれば誰かに頼ればいい、支援団体や行政窓口など[……]
特集/小さな「助けて」を社会へ| 2019.11.12

早めに「しんどがる」子育て(貴戸理恵)

どうして我慢してしまうのか 「ご自宅に伺うとね、玄関先でいきなり泣く方もいるんですよ」 先日、生後3ヵ月の娘のベビーシッターを頼んだら、シッターさんが言っていた。 「いきなり泣いた」とい[……]
特集/小さな「助けて」を社会へ| 2019.11.12

「助けて」の声を封じるのは誰か?(鈴木大介)

援助希求できなかった「彼ら」 2015年初夏に脳梗塞を起こし、高次脳機能障害の当事者となった。それ以前と以後で、「援助希求」(当事者が他者に救いを求める声を上げること)について思うことは僕の中で大き[……]
特集/小さな「助けて」を社会へ| 2019.11.12

「弱さ」の先にある希望(引土絵未)

声にならないSOS 23年前のゴールデンウィークの翌日、父は何の支援にもつながることもなくみずから命を絶った。死装束を着せたとき、さっきまで生きていたのが信じられないくらい、父の体は、軽く、冷たく、[……]
特集/いま『日本評論』を読む| 2019.08.30

“無謀”極まる大戦争推進の旗振り役へ:1942(昭和17)年1月号を読む

(1)「広田内閣打倒号」:1937(昭和12)年2月号を読む (2)「新体制下の日本」:1940(昭和15)年9月臨時号を読む 「大東亜戦争号」:1942(昭和17)年1月号を読む [……]
特集/いま『日本評論』を読む| 2019.08.30

挙国一致「新体制」への支持を明確化:1940(昭和15)年9月臨時号を読む

(1)「広田内閣打倒号」:1937(昭和12)年2月号を読む (3)「大東亜戦争号」:1942(昭和17)年1月号を読む 「新体制下の日本」:1940(昭和15)年9月臨時号を読む [……]
特集/いま『日本評論』を読む| 2019.08.30

現状批判の議論を担う:1937(昭和12)年2月号を読む

「広田内閣打倒号」:1937(昭和12)年2月号を読む 『日本評論』の創刊に先立つ1935年2月、美濃部達吉の「天皇機関説」が政治問題化した。8月、政府は国体明徴声明を出し、美濃部は[……]
特集/元号について知りたい。| 2019.05.30

「天下」支配権の所在を示す 元号の成り立ちと役割:日本古代から近世まで(池享)

はじめに 世界史上最初の元号は、中国漢の武帝が即位した翌年の紀元前140年から始まる「建元」だとされている。ただし、これは後に決定し遡って命名されたものであり、厳密にいえば元号の始まりはもう少し遅く[……]
特集/元号について知りたい。| 2019.05.30

元号と天皇制:一世一元の制の近現代(原田敬一)

1 図書頭森林太郎「元号考」 現代では「文豪」として知られる森鴎外には、別の顔がある。医学を学んだ学徒の結果としての軍医という顔と、漢籍に堪能であった知識人としての帝室博物館総長と宮内省図書頭という[……]
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