#一冊散策 タグ 記事一覧

一冊散策| 2023.12.26

『家庭裁判所物語』(著:清永聡)

日本初の女性弁護士、初の女性裁判所長であり、家庭裁判所創設にもかかわった三淵嘉子さん。 彼女の足跡を辿った、清永聡『三淵嘉子と家庭裁判所』の刊行に際して、「はしがき」、「第1章 荒廃からの出発 [……]
一冊散策| 2023.12.14

『三淵嘉子と家庭裁判所』(編著:清永聡)

刊行にあたって 世界経済フォーラム(WEF)が毎年公表する、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数で、令和5(2023)年の日本の総合スコアは「0.647」、146か国中125位でした([……]
一冊散策| 2023.12.14

『三淵嘉子・中田正子・久米愛 日本初の女性法律家たち』(著:佐賀千惠美)

はじめに これは、三淵嘉子先生、中田正子先生、久米愛先生という日本で初めて女性で弁護士になった3人のドキュメンタリーとして、私が平成3年(1991年)に出版していた『華やぐ女たち 女性法曹のあけぼの[……]
一冊散策| 2023.11.21

『東京・練馬発「対話的研究会」の試み』(編著:暉峻淑子)

「対話的研究会」の試み 「戦争の反対語は平和ではなく対話です」。 対話的研究会の世話人の一人である暉峻淑子さんの著書『対話する社会へ』の帯にはこう書かれています。 対話こそが、人間社会を[……]
一冊散策| 2023.10.18

『生活保護制度の政策決定――「自立支援」に翻弄されるセーフティネット』(著:三輪佳子〔みわよしこ〕)

はしがき 本書は、2022年10月に提出した博士学位論文を基に、加筆および修正を行ったものである。 2010年まで科学・技術畑を歩んできた筆者は、生活保護に関する取材と報道に転じる自分自身、さ[……]
一冊散策| 2023.10.10

『群と幾何をみる—無限の彼方から』(数学セミナーライブラリー)(著:正井秀俊)

ごあいさつ このページを開いてくださった方に感謝申し上げたい.ありがとうございます! もし書店にて,とりあえずこの文章を目にしてしまった方はひとまずレジまで (いや,おまかせしますが) .本書は 2[……]
一冊散策| 2023.10.06

『ジェンダー平等社会の実現へ─「おかしい」から「あたりまえ」に』(著:杉井静子)

はじめに 配偶者を何て呼ぶ? 未だにある「家」制度の名残 今では、テレビなどのメディアで夫のことを「主人」と表現することは、ずいぶん減ってきました。でも、市民の日常会話では結構「主人」が使われてい[……]
一冊散策| 2023.09.22

『冤罪学』(著:西愛礼)

序章 冤罪を学び、冤罪に学ぶ 「被告人は無罪。」 右から裁判長の声が聞こえた。 証言台に座る被告人はまだ不安そうに目をつぶり、うつむいている。 日本語が分からず、通訳を待っているか[……]
一冊散策| 2023.09.19

『数学にはこんなマーベラスな役立て方や楽しみ方があるという話をあの人やこの人にディープに聞いてみた本』(1)〜(3)(編:数学セミナー編集部)

はじめに(第 1 巻) 昭和や平成の前半期頃は,各種メディアを通じて数学は「嫌い」と公言されることがよくあり,「好き」であることを表立って宣言して第一線で活動されている方は,そこまで多くはなかった印[……]
一冊散策| 2023.08.31

『法廷弁護における説得技術─法廷できわだつ弁護士になるために』(著:ブライアン・K・ジョンソン、マーシャ・ハンター/訳:大森景一・川﨑拓也・東向有紀・白井淳平)

刊行によせて 優れた法律家には様々なタイプがありますが、共通しているのは、アイデアの本質を捉え、そのアイデアの本質的な強さや説得力を、他者に納得させる方法で表現する力を持っていることです。説得力は必[……]
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