出題(2022年5月号掲載分)/応募締切(5月8日)/解答(2022年8月号掲載)
出題1
正の整数全体の集合を N と書く.全単射 f:N⟶N であって,任意の正の整数 n に対して
|f(n+1)−f(n)|∈{6,10,15}を満たすものは存在するか.
出題:斎藤新悟
出題2
多項式
z4+z3+z2+z+1,z6+z5+z4+z3+z2+z+1は有理数の範囲ではこれ以上は因数分解できません.しかし,2 次の無理数まで認めると
z4+z3+z2+z+1=(z2+1+√52z+1)(z2+1−√52z+1),z6+z5+z4+z3+z2+z+1=(z3+1+√−72z2+−1+√−72z−1)=×(z3+1−√−72z2+−1−√−72z−1)のように因数分解をすることができます.では,次の 16 次多項式
z16+z15+z14+z13+z12+z11+z10+z9=+z8+z7+z6+z5+z4+z3+z2+z+1を √17 を用いて,それぞれ最高次の係数が 1 の,2 つの 8 次多項式の積に分解してください (その 2 つの 8 次多項式を具体的に求めてください).
出題:渋川元樹
応募規定[解答掲載2022年8月号]
郵送の場合
B5判の用紙をご使用のうえ,解答用紙 1 枚ごとにA:出題の番号(例:5月号出題1),B:住所,氏名(ふりがなも明記,誌上での仮名を希望される方は,こちらに明記),年齢,職業を記入して,下記宛先までお送りください.
〒170-8474 東京都豊島区南大塚3-12-4
日本評論社 数学セミナー〈エレガントな解答をもとむ〉係
メール送信の場合
B5判のサイズで,解答用紙l枚ごとにA:出題の番号(例:5月号出題1),B:住所,氏名(ふりがなも明記,誌上での仮名を希望される方は,こちらに明記),年齢,職業を記入して,下記フォームから PDF ファイルを送信して下さい (ファイルサイズ10MBまで).
解答記載に LaTeX ご利用の方は,テンプレートもご活用下さい.テンプレート利用は任意です.またテンプレートの漢字コードはUTF8です.ファイルが文字化けするときは適宜変換してお使いください.
投稿フォームが上手く動かないなどの場合は,susemi_elegant@nippyo.co.jp に直接お送り下さい.
注意事項
- 締切:2022年5月8日
- 二題に応募されるときは,郵送の場合は解答用紙を,メール送信の場合はファイルを,出題ごとにかえてください.
- 年齢を忘れずにお書きください.
- 解答用紙は両面の使用を不可とします.
- 解答用紙はご返却できません.
- 問題のご感想も歓迎します.
- 出題掲載号:数学セミナー2022年5月号
- 解答・講評は,本誌2022年8月号にてご確認ください.