(第17回)在日朝鮮人の歴史(1)―1945年まで(外村大)

おさらい日本の近現代史―「日本」と東アジアの関係を読み解くために| 2022.12.22
日本の近代・現代とはどのようなものだったのでしょうか。
私たちが今、日々ニュースで接する日本の社会状況や外交政策を、そのような歴史的視点で捉えると、いろいろなものが見えてきます。
この連載では、「日本」と東アジア諸国との関係を中心に、各時代の象徴的な事件などを取り上げ、さまざまな資料の分析はもちろん、過去の事実を多面的に捉えようとする歴史研究の蓄積をふまえて解説していただきます。
現在の日本を作り上げた日本の近現代史を、もう一度おさらいしてみませんか。

(毎月下旬更新予定)

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外村 大(とのむら・まさる)1966年生まれ。
1988年、早稲田大学第一文学部卒業。1995年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程中退。1995~1998年、早稲田大学社会科学研究所助手、2007年、東京大学教養学部・大学院総合文化研究科准教授、2015年、同教授。2002年、博士学位取得(文学、早稲田大学)。著書に『在日朝鮮人社会の歴史学的研究』(緑蔭書房、2004年)、『朝鮮人強制連行』(岩波新書、2012年)、「朝鮮民族にとっての一九三八年・新協劇団『春香伝』」(『在日朝鮮人史研究』第48号、2018年)、「娼妓等周旋業と慰安婦の要員確保 : 日本内地と朝鮮との比較」(『龍谷大学経営学論集』第61巻第2号、2022年)など。