出題(2022年3月号掲載分)/応募締切(3月8日)/解答(2022年6月号掲載)

エレガントな解答をもとむ(数学セミナー)| 2022.02.10
 『数学セミナー』のコーナー「エレガントな解答をもとむ」の出題を掲載します.奮ってご応募ください.解答・講評(3ヶ月後)は,本誌にてご確認ください.

(毎月10日頃の掲載予定)

$\def\t#1{\text{#1}}\def\dfrac#1#2{\displaystyle\frac{#1}{#2}}$

出題1

正の整数 $k$ について次の値を求めよ.ただし $_{2k+1}\t{C}_j$ は 2 項係数である.
\begin{align*}
\sum^k_{j=0}(-1)^j \frac{_{2k+1}\t{C}_j}{2(k-j)+1}.
\end{align*}

出題:河東泰之

出題2

3 以上の任意の整数 $n$ を考えます.平面上に $n$ 個の点があり,それらの中のどの 3 つも一直線上にはないとします.「これらから 2 個を選び線分で結ぶ」ということを繰り返し,できる限り多くの線分を引くことを考えます.ただし,引かれた線分同士は交差してはならないとします.このとき,引くことのできる線分の数は $3n−6$ 以下になることがわかります.(これは,いわゆる「オイラーの多面体公式」を用いて証明できます.余力があれば,ぜひ考えてみてください.)

では,引かれた線分同士が交差してもよいが,交差するときには,その交差角がちょうど $90^\circ$ でなければならないとします.このとき,引くことのできる線分の数が $6n−12$ 以下になることを証明してください.

出題:岡本吉央

応募規定[解答掲載2022年6月号]

郵送の場合

B5判の用紙をご使用のうえ,解答用紙 l 枚ごとにA:出題の番号(例:3月号出題1),B:住所,氏名(ふりがなも明記,誌上での仮名を希望される方は,こちらに明記),年齢,職業を記入して,下記宛先までお送りください.

〒170-8474 東京都豊島区南大塚3-12-4
日本評論社 数学セミナー〈エレガントな解答をもとむ〉係

メール送信の場合

B5判のサイズで,解答用紙l枚ごとにA:出題の番号(例:3月号出題1),B:住所,氏名(ふりがなも明記,誌上での仮名を希望される方は,こちらに明記),年齢,職業を記入して,下記フォームから PDF ファイルを送信して下さい (ファイルサイズ10MBまで).

解答記載に LaTeX ご利用の方は,テンプレートもご活用下さい.テンプレート利用は任意です.またテンプレートの漢字コードはUTF8です.ファイルが文字化けするときは適宜変換してお使いください.

「エレガントな解答をもとむ」解答投稿フォーム

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受信確認が不要な方は空欄で構いません.
編集部に届くメールと同内容のものを送信しますので,お送りいただくPDFファイルも添付されます.
メールアドレスは返信用に使うだけで,収集することはありません.

※解答PDFを添付して下さい

投稿フォームが上手く動かないなどの場合は,susemi_elegant@nippyo.co.jp に直接お送り下さい.

注意事項

  • 締切:2022年3月8日
  • 二題に応募されるときは,郵送の場合は解答用紙を,メール送信の場合はファイルを,出題ごとにかえてください.
  • 年齢を忘れずにお書きください.
  • 解答用紙は両面の使用を不可とします.
  • 解答用紙はご返却できません.
  • 問題のご感想も歓迎します.
  • 出題掲載号:数学セミナー2022年3月号
  • 解答・講評は,本誌2022年6月号にてご確認ください.

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