#科学 タグ 記事一覧

ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.02.19

(第18回)日本の生殖補助医療:法的規制の不在と医師による自主規制の限界

生物学の範囲を超えるので、今回 (と次回) のテーマについて書くか書くまいか、かなり迷った。しかし、生殖補助医療分野の技術の進歩に、法的な規制がまったく追いついていないのが日本の現状である。国による規[……]
特別企画から(こころの科学)| 2025.02.17

序文(特別企画:みんなで考えた統合失調症の未来)(編:福田正人・青木省三・宮岡等・吉川徹)

◆本記事は「こころの科学」240号(2025年3月号)の、福田正人=青木省三=宮岡等=吉川徹編「特別企画:みんなで考えた統合失調症の未来」に掲載されている序文です。◆ 1985年創刊の『こころの科学[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.01.16

(第17回)人工授精、体外受精・胚移植が可能にしたこと:代理母・借り腹出産

Consequenceコンセクエンス という英単語をご存じだろうか。接頭辞の con は with (一緒に、ともに) という意味を、sequence は連続するもの、ひと続きのものという意味をもつ。[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.12.16

(第16回)卵子の凍結:受精卵凍結(胚凍結)と未受精卵子凍結

昨年 2023 年の春夏ごろ、「卵子凍結」という言葉が頻繁に新聞や TV に登場していたのだが、気づかれただろうか。きっかけは、東京都が、「少子化対策の一環として、健康な女性の卵子凍結保存に対して、支[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.11.15

(第15回)不妊:男性不妊・女性不妊・不妊治療・生殖補助医療

晩婚化・晩産化の進む今日、不妊と聞くと、加齢による生殖能力の低下ばかりに目が行きがちだ。私も、ここまで数回にわたって、年齢にともなう妊娠率の低下や流産率の上昇、遺伝子の変化などについてお話ししてきた。[……]
一冊散策| 2024.11.13

『家裁調査官、こころの森を歩く — 離婚、親権、面会交流、そして少年非行』(著:高島聡子)

はしがき この本は、『こころの科学』に連載されたコラム「こころの現場から」と、「Web日本評論」に連載された「ただいま調査中! --- 家庭裁判所事件案内」というエッセイをまとめたものに、書籍化にあた[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.10.15

(第14回)父母の年齢と生殖細胞遺伝子の変化:染色体の突然変異と DNA の断片化

カップルの年齢が上がるにつれ、妊娠率は下がり、流産率は上がり、母体への負の影響は増加する。しかし、それだけではない。カップルの年齢が上がるにつれ、生まれてくる子が何らかの先天性疾患をもっている可能性も[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.09.17

(第13回)男性の年齢と生殖:精液の量と質、妊娠確率、流産確率

かなりの高齢になっても父親になる有名人もいるせいだろうか。それとも、出産するのは女性なので女性のデータのほうが集めやすい、という安易な理由からだろうか。男性の年齢が生殖に及ぼす影響は、女性の年齢の影響[……]
一冊散策| 2024.09.06

『関数解析 — より進んだ話題への入門』(プリンストン解析学講義 4)

まえがき 2000 年の初春から,四つの一学期間のコースがプリンストン大学で教えられた.その目的は,一貫した方法で,解析学の中核となる部分を講義することであった.目標はさまざまなテーマをわかりやすく有[……]
一冊散策| 2024.09.02

『ラーニングダイバーシティの夜明け――多様な学びを選択できる教育のために』(著:村中直人)

はじめに 本書は、『そだちの科学』の33号(2019年10月発売)から42号(2024年4月発売)に掲載された連載「ラーニングダイバーシティの夜明け」を修正、加筆してまとめたものです。修正としては、全[……]