#科学 タグ 記事一覧

ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.09.17

(第13回)男性の年齢と生殖:精液の量と質、妊娠確率、流産確率

かなりの高齢になっても父親になる有名人もいるせいだろうか。それとも、出産するのは女性なので女性のデータのほうが集めやすい、という安易な理由からだろうか。男性の年齢が生殖に及ぼす影響は、女性の年齢の影響[……]
一冊散策| 2024.09.06

『関数解析 — より進んだ話題への入門』(プリンストン解析学講義 4)

まえがき 2000 年の初春から,四つの一学期間のコースがプリンストン大学で教えられた.その目的は,一貫した方法で,解析学の中核となる部分を講義することであった.目標はさまざまなテーマをわかりやすく有[……]
一冊散策| 2024.09.02

『ラーニングダイバーシティの夜明け――多様な学びを選択できる教育のために』(著:村中直人)

はじめに 本書は、『そだちの科学』の33号(2019年10月発売)から42号(2024年4月発売)に掲載された連載「ラーニングダイバーシティの夜明け」を修正、加筆してまとめたものです。修正としては、全[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.08.12

(第12回)女性の年齢と生殖:卵子数、妊娠確率、流産確率、妊娠合併症

まずは現状把握から始めよう。図 1 に示したのは、日本における第 1 子出産時の女性の平均年齢の推移である[1], [2]。1975 年には 25.7 歳だったが上昇を続け、2015 年には 30.7[……]
WCSJ2023 メデジンレポート(みわよしこ)| 2024.07.22

生活困窮者支援の「包摂」は誰のため?――コロンビア・メデジン市の場合/コロンビアの空の下で、科学と社会を語り合う(4)

2023年3月、コロンビア・メデジン市で開催された世界科学ジャーナリズム大会に参加した時、私は生活保護の政策決定に関する研究で博士(学術)の学位記を授与されたばかりだった。そして、メデジン市のとある生[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.07.16

(第11回)精子と卵子のできるしくみ:減数分裂に見られる男女の違い

この連載の第 1 部ともいえる第 2 回〜第 10 回では、男女、そして様々な性の体や脳がどのようなしくみでできあがっていくかをお話しした。今回から始まる第 2 部では、精子や卵子の形成、年齢に伴う生[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.06.06

(第10回)性の多様性とスポーツ II:トランスジェンダー女子の女子競技参加

前回は、なぜスポーツ競技が、男女でわけて行われているのかをお話しした。思春期以降、主に男性ホルモンの働きの違いによって、男女の体には、筋肉量、骨のサイズ、血中のヘモグロビン量など、さまざまな解剖学的・[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.05.15

(第9回)性の多様性とスポーツ I:なぜ生物学的な男女でわけて競うのか?

2023 年 6 月 23 日,「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」,いわゆる LGBT 法案が公布・施行された.つづく 7 月 11 日,トランスジ[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.04.15

(第8回)ホルモンと遺伝子と社会環境:ホルモンですべてが決まるわけではない

第 2 回から第 7 回まで、体の性 (内性器や外性器の性)、心の性 (性自認)、そして性指向の発達が、胎児期の男性ホルモンに大きく影響されることをさまざまな例をとおして見てきたわけだが、ここで、「男[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2024.03.15

(第7回)心の性・性指向の多様性とトランスセクシュアル

前回まで、体の性 (内性器や外性器の性)、心の性、そして性指向の発達には、胎児期の男性ホルモンが影響していることを見てきたわけだが、「いま一つ納得がいかないなあ」という感覚をもった読者も多いのではない[……]