鼎談:ネットワーク科学はどのように経済を読み解けるのか?(経済セミナー2020年12・2021年1月号)

特集から(経済セミナー)| 2020.12.02
経済セミナー』の特集に収録されている対談・鼎談の一部をご紹介します.

(奇数月下旬更新予定)

空間のリアル、サイバーを問わず、人や組織は複雑につながっている。うわさやデマ、口コミの伝播、企業間のサプライチェーンや銀行間の関係、さらには感染症の拡大など、「つながり」がさまざまな問題を解く伴になる。近年その存在感を強めてきたネットワーク科学は、社会・経済の問題を読み解くためにどのような視点を提供してくれるのだろうか。

1 はじめに

—今回は、ネットワーク科学研究のエキスパートである 3 名の先生方に、その特徴や動向などを経済学との関連もふまえ、さまざまに討論いただきます。司会は、小林ゼミで経済学やネットワーク科学を学ばれ、現在はこの 2 つの分野が応用されている計算社会科学分野で研究する松井暉さんにお願いします。

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