序文(特別企画:「自分が嫌い」という沼)(編:平島奈津子)
特別企画から(こころの科学)| 2025.10.17
心理臨床、精神医療、教育、福祉等の領域で対人援助にかかわる人、「こころ」に関心のある一般の人を読者対象とする学術教養誌「こころの科学」。毎号の特別企画では、科学的知見の単なる解説ではなく、臨床実践に基づいた具体的な記述を旨としています。そうした特別企画の一部をご紹介します。(毎月中旬更新予定)
◆本記事は「こころの科学」244号(2025年11月号)の、平島奈津子編「特別企画:「自分が嫌い」という沼」に掲載されている序文です。◆
この数年よく見聞きする「沼る」という造語は、何かに嵌まり込んで抜け出せない状態を指すが、否定的・受け身的なニュアンスだけではなく、肯定的・能動的なニュアンスで用いられる場合もある。




