(第2回)沖縄・久高島

ぶらり民法散歩(伊藤栄寿)| 2018.10.22
民法の“聖地”を“巡礼”してみよう。
“聖地巡礼”という言葉が、映画・アニメやスポーツなどの舞台となった場所に赴くという意味で使用されるようになって久しい。
法学の世界にも、“聖地”が存在する(と思う)。かの著名な法学者の生まれた地、あの事件の起こった場所、法学に関係する歴史ある建造物…。上智大学の伊藤栄寿氏が、みなさんをそんな場所へご案内。今日は六法を置いて、この連載を旅のお供に、民法の“聖地”をぶらり散歩しよう。

(毎月下旬更新予定)

沖縄県南城市知念久高。久高島は、沖縄本島の南東部に位置する離島である。那覇市内から車で1時間ほどのところにある、安座真港からフェリーに乗れば、20分ほどで到着する。この久高島を知っている人は、多くはないであろう。

沖縄旅行の定番の1つといえば、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」をめぐることであろう。この世界遺産の中に、霊場・斎場御嶽(せーふぁうたき)が存在する。斎場御嶽は、久高島に向かうフェリーが出ている安座真港からそれほど遠くない。少し距離はあるが、徒歩で行くことも可能である。この斎場御嶽は、琉球王国最高の聖地である。世界遺産を構成する、この斎場御嶽に行ったことがある人であれば、久高島の存在を知っているかもしれない。沖縄ではとても有名な島である。

斎場御嶽

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