(第6回)学校の中の多様性:大人編

シゲ先生と考える教育の中の多様性(鈴木茂義)| 2023.06.21
多様性尊重、LGBTQ+、セクシュアルマイノリティ、ジェンダー平等という言葉が聞かれて久しいですが、「多様性」とはいったいどのようなものなのでしょうか。自身がゲイであることをカミングアウトした小学校の先生が、学校や子どもとのエピソードを交えながら多様性について発信していきます。

(毎月下旬更新予定)

子どもからの「シゲ先生、彼女は? 結婚は?」という質問には、だいぶ慣れました。私は心の中で「はいはい、その質問ですね。私は落ち着いて対応しますよ」と考えています。

一方、大人(学校にかかわる教職員・保護者・地域の方)からの「シゲ先生、ご家族はいらっしゃいますか?」「お子さんは何人いらっしゃいますか?」という質問には、まだまだドキドキします。

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鈴木茂義(すずき・しげよし)
公立小学校非常勤講師、プライドハウス東京理事、常設のLGBTQ+センタープライドハウス東京レガシーのスタッフ。専門は特別支援教育、教育相談、教育カウンセリングなど。LGBTQ+や教育に関する講演活動を行い、性の多様性やより良い「生き方」「あり方」について参加者と共に考えている。