(第10回)朝鮮に対する植民地支配(2)(加藤圭木)

おさらい日本の近現代史―「日本」と東アジアの関係を読み解くために| 2022.05.26
日本の近代・現代とはどのようなものだったのでしょうか。
私たちが今、日々ニュースで接する日本の社会状況や外交政策を、そのような歴史的視点で捉えると、いろいろなものが見えてきます。
この連載では、「日本」と東アジア諸国との関係を中心に、各時代の象徴的な事件などを取り上げ、さまざまな資料の分析はもちろん、過去の事実を多面的に捉えようとする歴史研究の蓄積をふまえて解説していただきます。
現在の日本を作り上げた日本の近現代史を、もう一度おさらいしてみませんか。

(毎月下旬更新予定)

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加藤圭木(かとう・けいき)
一橋大学大学院社会学研究科准教授、専門は朝鮮近現代史・日朝関係史。
主著に、『紙に描いた「日の丸」:足下から見る朝鮮支配』(岩波書店、2021年)、『植民地期朝鮮の地域変容:日本の大陸進出と咸鏡北道』(吉川弘文館、2017年)、『だれが日韓「対立」をつくったのか:徴用工、「慰安婦」、そしてメディア』(共編、大月書店、2019年)、一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナール編『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』(監修、大月書店、2021年)、東京歴史科学研究会編『歴史を学ぶ人々のために:現在をどう生きるか』(共著、岩波書店、2017年)など。