(第19回)答弁書の作法(5)
民事弁護スキルアップ講座(中村真)| 2022.04.22

(毎月中旬更新予定)

1977年兵庫県生まれ。2000年神戸大学法学部法律学科卒業。2001年司法試験合格(第56期)。2003年10月弁護士登録。以後、交通損害賠償案件、倒産処理案件その他一般民事事件等を中心に取り扱う傍ら、2018年、中小企業診断士登録。2021(令和3)年9月、母校の大学院にて博士(法学)の学位を取得(研究テーマ「所得税確定方式の近代及び現代的意義についての一考察-我が国及び豪・英の申告納税制度導入経緯を中心として-」)。現在、弁護士業務のほか、神戸大学大学院法学研究科にて教授(法曹実務)として教壇に立つ身である。
著者コメント これまで5回にわたって(途中大幅な中断はありつつも)「答弁書の作法」として、被告代理人の視点から、訴状に対する答弁・認否や主張の展開の仕方について取り上げてきました。
さて、次回からは久しぶりにテーマを変えて、民事訴訟上の問題点や代理人としての課題について取り上げてみたいと思います。