(第8回)中小企業診断士試験に挑戦してみよう

「弁護士×経営支援」のススメ(中村 真)| 2019.05.09
2018年、ついに衰えを見せ始めた司法制度改革の残り火の中、益々過酷さを増す業界での生き残りを賭けて中小企業支援に乗り出した弁護士中村真。この連載は、一地方弁護士が法律業務と経営支援の狭間で目にした数々のドラマを、「弁護士×経営支援」を合い言葉に、各種方面の目を気にしつつも、ただ面白おかしく書き連ねる実験的な企画です。

(毎月上旬更新予定)

1 はじめに

前回までで、弁護士が経営支援業務に取り組む意味、弁護士業務を続けながら経営支援に携わる具体的方法についてお話ししてきました。

令和最初の更新となる今回は少し視点を変え、弁護士の中小企業診断士(診断士)資格取得の意味についてお話ししたいと思います。

最近、まわりの弁護士や司法修習生の方から、診断士試験の受験について相談されることが重なりました。やはり何か不案内な領域に踏み込もうとするとき、先達に話を聞くというのは非常に合理的かつ効果的です。私も診断士試験を受ける前には、いろいろな診断士の方にお話を聞いたものでした。

今回のテーマは、これから診断士試験を受けようと思っている方、特に弁護士の方にとっては、それなりに有益なものになるはずです。

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