対談:異次元の金融緩和政策をどう評価するか(経済セミナー2018年12・2019年1月号)

特集から(経済セミナー)| 2018.11.30
経済セミナー』の特集に収録されている対談・鼎談の一部をご紹介します.

(奇数月下旬更新予定)

「異次元の金融緩和政策」から 5 年、日本経済はデフレから脱却できたのか。できたとすれば、どのようなルートでマクロ経済に効果をもたらしたのか。さらに、中央銀行と政府との関係など、近年の金融政策にまつわるさまざまな論点に対し、伊藤氏と塩路氏、それぞれの見解を示していただいた。

1 異次元の金融緩和政策と日本経済

塩路 日本でいわゆる異次元の金融緩和政策1)金融緩和政策とは、中央銀行が資金調達等を容易にするために政策金利の引き下げや国債等の買い入れを行って貨幣供給量を増やす政策のこと。異次元の金融緩和政策とは、2013年4月に行われた日本銀行金融政策決定会合にて導入が決定された、新たな金融緩和政策の通称である。が始まってから 5 .年が経過しました。そこで、まずその経験をマクロ経済のパフォーマンスの検証を中心に総括・評価してみたいと思います。

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。→ . 会員登録(無料)はお済みですか? 会員について

脚注   [ + ]

1. 金融緩和政策とは、中央銀行が資金調達等を容易にするために政策金利の引き下げや国債等の買い入れを行って貨幣供給量を増やす政策のこと。異次元の金融緩和政策とは、2013年4月に行われた日本銀行金融政策決定会合にて導入が決定された、新たな金融緩和政策の通称である。